Jun

韓国語ブロガー。大阪生まれの韓国人。幼少期から韓国文化に囲まれて育つも話せない自分が悔しくて、教室に通い、本で独学し、韓国留学までして韓国語能力試験6級に合格。学習歴15年ほど。コリアブックを運営。
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韓国語の文法まとめ【初心者がはじめに読むべき基礎内容の全て】

こんにちは、コリアブックのJunです。

ここでは韓国語の文法について基礎部分から網羅的にまとめています。
僕がこれまで初めて韓国語を勉強したときから韓国語能力試験6級に合格するまで学んだ非常に大事な内容をまとめましたので共有させていただきます。

これを読めば初心者の方でも教科書不要で勉強できるようつくりましたので、ぜひお気に入りなどにページを保存し、何度も熟読することをおすすめします。

韓国語の文法理解で一番の重要ポイント!

まずはじめに、韓国語の文法を理解する上で一番大事なポイントを解説します。

韓国語文法の最重要ポイント

  • 「単語の活用ルール」を理解すること

これが韓国語文法を勉強するにあたって「単語の活用ルールを理解できるかどうか」、それが韓国語上達のカギをにぎっているといっても過言ではありません。

単語は、語幹と語尾にわけるとこができます。ちなみに、語幹とは単語の変化しない最小単位にわけた部分で、語尾とは文字通り「単語のおしり」にくる言葉で、活用・変化する言葉です。

例えば、「食べる」という意味の「먹다(モクタ)」を見ると「먹」が語幹、「다」が「語尾」です。そして、「다」のかわりに「~です」を意味する「습니다(スムニダ)」にかえると「먹습니다」で「食べます」という意味になります。(日本語でも「る」から「ます」に活用が変化しました)

このように韓国語では日本語と同じように語尾を変えることで、様々な表現ができます。

語尾を変えることを「活用」といい、韓国語ではさまざまなパターンの活用があり、その活用ルール・パターンを理解することが韓国語文法攻略のカギとなります。

韓国語の文法を理解する順序

韓国語の文法学習の流れは次の通りです。

韓国語文法学習の順序

  • そもそも文法とは何か?
  • 韓国語の文法と日本語の文法の共通点と違いを理解する
  • 品詞について理解する
  • 語幹について理解する
  • 語尾について理解する
  • 活用ルールについて理解する

韓国語の文法を勉強するにあたって、「そもそも文法って何?」という方もいらっしゃると思います。

また、「韓国語の文法と日本語の文法の共通点と違い」についても理解した方が、学習効率もよくなります。

それから、さきほど説明した「語尾の活用」は、動詞、形容詞など活用する品詞の単語のみに該当するので、名詞や助詞など他の品詞はそもそも活用しません。これを理解するために「韓国語の品詞」についても解説していきます。

そして、活用のある単語(動詞や形容詞)について、活用のルールを理解、そのパターンを覚えていきます。

そもそも文法って何?

文法とは、「文を作る規則の集まり」です。

例えば、「私の家」という言葉を「私は家」とすると意味が全く違うものになりますよね。

これは単語の種類の1つである助詞「の」と「は」が別の意味を持っているからです。

このように文にしたときに意味を成す形で表現するルールがあります。

日本語と韓国語の文法の共通点

日本語と韓国語の文法の共通点は大きく3点あります。

共通点① 語順が同じ

共通点の1つが、「語順が同じ」であること。

例えば「私は昼ご飯を食べた」という文を英語や中国語の語順では「私は」→「食べた」→「昼ご飯を」となりますが、韓国語は日本語と同じく「私は昼ご飯を食べた」となります。

共通点② 助詞がある

助詞とは、「~の」「~は」など付属語と呼ばれ、他の単語について意味を成す言葉です。

例えば、「私」、それから「家」という単語(名詞)の間に助詞の「~が」「~は」をそれぞれ入れてみると、「私の家」、「私は家」となる。「私の家」は意味がわかりますが、「私は家」っておかしいですよね。

このように単独で意味のある他の単語につく言葉です。

英語には助詞がないですよね?

「I 」(私)、「am」(です)、「woman」(女性)という3つの単語を使って「I am woman」(私は女性です)という風に日本語の助詞にあたる言葉がありません。

これに対して、韓国語は日本語と同じように助詞があります。

共通点③ 敬語が多い

韓国語の敬語は日本語とは違い、大きく2段階にわかれています。

よく、1つがフランクな敬語、もう1つが丁寧な敬語という風にもいわれます。

敬語の形式の違いがあるにしても、敬語の種類が多く、日常会話にも多様する点が共通しています。

例えば英語の場合、丁寧な表現はあっても、「お前」といっても「あなた様」といっても、全て「YOU」の一言です。

韓国語の品詞について

単語を文法的な機能別に分けたものを「品詞」といいます。

韓国語の品詞はどんなものがあるでしょうか?

簡単にまとめると次の通りです。

韓国語の品詞について

・韓国語の品詞は全部で9つ。

・品詞はその特徴により①体言②修飾言③関係言④独立言⑤用言の5つに分けれる。

・この中で用言のみ活用があり、それ以外は活用がない。

・活用とは、形容詞や動詞の最後の文字「다」の部分が変化すること。

・用言とは、動詞、形容詞のこと。存在詞(있다,없다)と指定詞(名詞の後につく이다/다)は動詞に含まれる。

・韓国語には品詞に属さない言葉もあり、それを「語尾」という。

韓国語単語の分類

韓国語の文法で「単語」と「語尾」の組み合わせといいましたが、このときの「単語」は「用言」のことです。

「活用する」とは「다」が他の形に変わることとも言えます。

品詞についてのより詳しい解説は↓こちらをご参照ください。

韓国語の品詞について解説
韓国語の品詞について解説

続きを見る

韓国語の語幹について

そして、「다」を除いた部分を「語幹」といいます。

用言 = 語幹 + 

用言(形容詞、動詞)は必ずこの形になります。

韓国語の語幹は日本語にはない大きな文法の特徴です。

例えば、「食べる」という意味の「먹다」。「먹다」から「다」をとった部分の「먹」、これが「먹다」の語幹です。

 

さらに、語幹はその特徴により次のように2つ分類の仕方があります。

語幹の分類①

語幹の最後の文字にパッチムがない場合「母音語幹」。
語幹の最後の文字にパッチムがある場合でㄹ以外の場合「子音語幹」。
語幹の最後の文字にㄹパッチムがある場合「ㄹ語幹」。

もう1つの分け方が

語幹の分類②

語幹の最後の文字に「ㅏ」または「ㅗ」が含まれている場合「陽語幹」という。
語幹の最後の文字に「ㅏ」または「ㅗ」が含まれていない場合、「陰語幹」という。

これら2つの語幹の分類は、単語と語尾の組み合わせルールについて重要なポイントとなります。

より詳しい解説は↓こちらをご参照ください。

語幹について
韓国語の語幹について解説
韓国語の語幹について解説

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参考

こちらのページに単語を品詞別、50音順など検索しやすいようにしておりますので、ご参考ください。

韓国語単語【一覧】【まとめ】
韓国語単語一覧【1800個以上掲載】

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韓国語の語尾について

単語については理解できましたでしょうか?

次は、活用のある単語、用言の後ろにくる言葉、「語尾」についてです。

語尾は品詞には属さない単独では意味をなさない言葉や、複数の品詞の組み合わせで別の意味をもつものです。

単独では使われず、必ず単語の後ろについて使われます。

例えば、代表的なものでいうと「입니다」、「습니다」など丁寧語があります。

「食べる」という意味の動詞「먹다」を「食べます」という韓国語にするには、うしろの「다」をとって「습니다」をつけ「먹습니다」となります。

なぜ「습니다」になるのか?

これには決まったルールがあります。

また、語尾には丁寧語以外にも200以上もの種類があります。

語尾は3パターンに分類される

200以上ある語尾は全て大きくわけると次の3パターンに分けることができます。

語尾のパターン①

前にくる語幹に影響を受けないもの。

語尾のパターン②

前にくる語幹が、「母音語幹」、「子音語幹」、「ㄹ語幹」のどれにあたるかによって形がかわるもの。

語尾のパターン③

前にくる語幹が、「陽語幹」、「陰語幹」のどちらにあたるかによって形がかわるもの。

例えば、「行けば」、「来れば」などの「~れば」という語尾。これは韓国語では「-면」と書く場合と「-으면」と書く場合があります。

これは「語尾のパターン②」のルールが該当します。

前にくる語幹が「母音語幹」または「ㄹ語幹」の場合は「-면」、

前にくる語幹が「子音語幹」であれば「-으면」になります。

「먹다(モッタ)|食べる」という動詞を例にすると、語幹は「먹」なので「子音語幹」です。

「子音語幹」なので「-으면」を使う。

「먹」と「-으면」を合わせて「먹으면」、訳は「食べれば」となります。

この場合、「-면/-으면」は「語尾のパターン②」が適用されるというように文法のルールで決まっています。

それが200以上の語尾それぞれにあります。

 

それでは語尾にはどのようなものがあるのでしょうか?

ここでは、敬語の丁寧語など代表的なものを紹介しつつ、他のものは下の「語尾一覧」としてまとめております。

よく使う代表的な語尾

1番よく使う語尾は丁寧語です。

丁寧語について

韓国語の丁寧語は日本語とは違い、2つに分かれています。

1つが日本語と同じ丁寧語。これをハムニダ体と呼びます。

もう1つが「親しみを込めた丁寧語」。これをヘヨ体と呼びます。

ヘヨ体は日本語にはない表現ですが、日常会話では非常に使う言葉です。

また、名詞+이다の形を丁寧語にする場合は、「이다」の部分だけが共通して変化しますが、これについては分けて説明します。

① ハムニダ体

詳細はこちら↓

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韓国語の丁寧語「ハムニダ体」【ㅂ니다 ムニダ / 습니다 スムニダ】を解説!

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② ヘヨ体

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③ 名詞+이다の丁寧語

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韓国語基礎「名詞+です」を解説
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さらに詳しく

韓国語必須文法
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語尾一覧

丁寧語以外の語尾についてはこちらに一覧化しています。

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韓国語単語の活用ルール

ここまでで、次のことが理解できたと思います。

・韓国語の文法は「単語」と「語尾」の組み合わせであること。

・「単語」は活用のある用言のみであること。

・用言には語幹があり、語幹には種類があること。

・「語尾」には種類があること。

そして、最後のポイントが「活用ルール」です。

活用ルールのポイント

活用ルールのポイントは3つです。

①前にくる単語の語幹は何か?
②次に後ろにくる文法は、前の語幹によってわかれるタイプか?
③最後に、前の単語に例外ルールがあるか?

この3つポイントを①から順番に確認すれば、正しい活用となります。

①前にくる単語の語幹は何か?

これは語幹について説明したとおり、前にくる単語が「母音語幹」、「子音語幹」、「ㄹ語幹」のどれにあたるか、また「陽語幹」、「陰語幹」のどちらにあたるかという意味です。

②次に後ろにくる文法は、前の語幹によってわかれるタイプか?

これは語尾が3パターンあると説明したルールのことです。

③最後に、前の単語に例外ルールがあるか?

例外ルール(変則ルールとも呼ばれます)とは、ある特定の単語だけ語尾によって語幹が変化することです。

例えば「받다|パッタ|受ける」の語幹は「받」なので、「陽語幹」です。

「陽語幹」のヘヨ体は、「다」の代わりに「아요」がくるので、「받아요|パダヨ|受けます」となります。

ところが同じ「陽語幹」の「돕다|トプタ|助ける」は、「돕아요」とはならず、「도와요」とするのが正解です。

このように単語によっては変則的に活用するものがあります。

変則活用のパターンについては次のようなものがあります。

・ㄷ変則
・으変則
・ㄹ変則
・ㅂ変則

用言の活用のルールをまとめました。

詳細はこちら↓

韓国語の活用ルール【まとめ】
韓国語の活用ルール【まとめ】

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語尾別の活用ルールについて

語尾別の活用ルールについては、語尾一覧の中でそれぞれの語尾に「使い方」を説明しています。

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