韓国語文法の語尾「-는 법(ヌン ボプ)」を詳しく解説していきます。
意味と使い方が理解できるようによく使う例文を用意しました。
最後まで読み進めると理解も深まりますので、ぜひご覧ください。
韓国語文法の語尾「-는 법」とは?
ヌン ボプ
-는 법
~し方
▼意味
「-는 법(ヌン ボプ)」は「~し方」と訳し、前にくる動詞と合わせてある方法を表現します。
▼使い方
「 動詞の語幹 + 는 법 」
【前に来る単語】
・前に来る単語は動詞の語幹のみ。
・ㄹ変則が該当します。(前に来る語幹がㄹの場合、ㄹは脱落)
【語尾】
語尾の「-는 법」は、前に来る単語による使い分けはありません。
具体例な使い方の例
▼母音語幹の単語
「마시다(マシダ)|飲む」
→ 「마시는 법(マシヌン ポプ)|飲み方」
▼子音語幹の単語
「먹다(モッタ)|食べる」
→ 먹는 법(モンヌン ポプ)|食べ方」
▼ㄹ語幹の単語
「만들다(マンドゥルダ)|作る」
→ 만드는 법(マンドゥヌン ポプ)|作り方」
▼陽語幹の単語
「타다(タダ)|乗る」
→ 타는 법(タヌン ポプ)|乗り方」
▼陰語幹の単語
「읽다(イッタ)|読む」
→ 읽는 법(インヌン ポプ)|読み方」
参考 語幹とは?
「~し方」と訳すが「-는 법」を使わない場合
基本は動詞+는 법で「~し方」と訳しますが、次のような一部の単語では間違いではありませんが、不自然な表現になる場合があります。
▼「話し方」
「이야기하는 법(イヤギハヌン ポプ)」より「말투(マルトゥ)」を使う方が多い。
▼「言い方」
「말하는 법(マラヌン ポプ)」より「말투(マルトゥ)」を使う方が多い。
▼「考え方」
「생각하는 법(センガッカヌン ポプ)」より「사고방식(サゴパンシク)」を使う方が多い。
▼「使い方」
「쓰는 법(スヌン ポプ)」より「사용법(サヨンポプ)」を使う方が多い。
使い方がわかる例文
<1> 韓国への行き方を知りたいです。
ハングゲ カヌン ポブル アルゴ シッポヨ
한국에 가는 법을 알고 싶어요.
<2> 韓国語の書き方を教えてください。
ハングゴ スヌン ポブル カルチョ ジュセヨ
한국어 쓰는 법을 가르쳐 주세요.
<3> キムチチゲの作り方を習いました。
キムチチゲ マンドゥヌン ポブル ペウォッソヨ
김치찌개 만드는 법을 배웠어요.
<4> 彼は話し方が優しいです。
クヌン マルトゥガ サンニャンヘヨ
그는 말투가 상냥해요.
<5> 韓国のバスの乗り方は難しい。
ハングッ ボス タヌン ポブン オリョウォ
한국 버스 타는 법은 어려워.
まとめ
語尾「-는 법」について、関連する例文をあげながら解説しましたが、理解できましたでしょうか?
それではまとめです。
まとめ ・「-는 법(ヌン ポプ)」は「~し方」などと訳します。 よく使う語尾なのでしっかりと覚えて、ぜひ日常会話でも使ってみてくださいね。 それでは~
・「動詞の語幹」+「-는 법」の形で使います。
・前にくる動詞がㄹ語幹の場合は、ㄹ変則に従いㄹが脱落する。