韓国語の語尾「-라고 하다/-으라고 하다」を解説していきます!
基本的な文法で日常会話でもよく使います。
どういう意味か?前にくる言葉が変形するパターンがあるか?を確認し、例文を見ながら使い方を理解していきましょう!
それでは一緒に見ていきましょう!
韓国語の文法「-(으)라고 하다」とは?
ポイント①
韓国語の文法「-(으)라고 하다」は「~して(しろ)と言う」という依頼や命令の意味を含む間接話法です。
(例)친구가 ”점심 빨리 먹어라”라고 했어요. → 친구가 점심 빨리 먹으라고 했어요. 友達が昼ご飯早く食べろといってました。
間接話法が?の人はこちらをご参照ください。
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【韓国語 文法】語尾の「-다고 하다」の意味と使い方を解説
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ポイント②
「-(으)라고 하다」の前に来る言葉は動詞の語幹のみです。
語幹?用言?という方はこちらをチェック → 韓国語の文法について
(例)「名詞+(이)라고 하다」→ 내 것이라고 했다. 私のものだといった。
(例)「動詞+(으)라고 하다」→ 도와주라고 했다. 助けてくれといった。
「名詞+(이)라고 하다」については、こちらをご参考ください。→韓国語の文法【-다고 하다】の意味を解説!
ポイント③
- 前に来る動詞が母音語幹(パッチムなし)またはㄹ語幹のの場合、「-라고 하다」を使う。
- 前に来る動詞がㄹ以外の子音語幹(パッチムあり)の場合、「-으라고 하다」を使う。
ポイント④
「~してください」という場合、主語によって2通り使い分けが必要。
(元の文)”사과를 주세요”라고 했어요. 「リンゴをください」と言いました。
これを主語を付け加えると次のようになります。
- 自分が主語の場合 「私がリンゴをくださいといいました。」
내가 ”사과를 주세요”라고 했어요. →내가 사과를 달라고 했어요. - 自分以外が主語の場合「彼がリンゴをくださいといいました。
그사람이 ”사과를 주세요”라고 했어요. →그사람이 사과를 주라고 했어요.
それでは例文をみてみましょう!
例文
<1>
チングガ モンジョ チョンシム モグラゴ ヘヨ
친구가 먼저 점심 먹으라 해요.
友達が、先に昼ご飯食べてといいます。
<2>
パルリ カラゴ ヘヨ
빨리 가라고 해요.
早く行けといいます。
<3>
チベカソ マンドゥルラゴ ヘヨ
집에 가서 만들라고 해요.
家に行って作ろれといいます。
<4>
ナ オジェ ナンチンハンテ アナタルラゴ ヘッソ
나 어제 남친한테 안아달라고 했어.
私昨日彼氏に抱きしめてといった。
<5>
クレットニ ナンチンハンテ フェサエソ チョナワソ サジャンニミ タンジャン ナオチュラゴ ヘッソ
그랬더니 남친한테 회사에서 전화와서 사장님이 당장 나오주라고 했어.
そしたら彼氏に会社から電話がきて、社長が今すぐでてくれといった。
まとめ
韓国語の文法「-(으)라고 하다」は「~して(しろ)と言う」という依頼や命令の意味を含む間接話法です。