韓国語文法の語尾「-려고 해도/-으려고 해도」を詳しく解説していきます。
意味と使い方が理解できるようによく使う例文を用意しました。
最後まで読み進めると理解も深まりますので、ぜひご覧ください。
韓国語文法の語尾「-려고 해도/-으려고 해도」とは?
リョゴ ヘド / ウリョゴ ヘド
-려고 해도/-으려고 해도
~しようにも、~しようとしても
▼意味
「-려고 해도/-으려고 해도」は「~しようにも、~しようとしても」などと訳し、後ろに「~できない」という意味の言葉と一緒によく使い、何かしたくてもある理由でできないことを説明するときに使います。
▼使い方
「 動詞の語幹 + 려고 해도/-으려고 해도 」
【前に来る単語】
ㄷ変則が該当します。(前に来る語幹のパッチムがㄷの場合、後ろに으が来るとㄹに変化) →ㄷ変則について
ㅂ変則が該当します。(前に来る語幹のパッチムがㅂの場合、後ろに으が来ると우に変化) →ㅂ変則について
【語尾】
「-려고 해도」・・・前に来る単語の語幹が「母音語幹」か「ㄹ語幹」の場合
「-으려고 해도」・・・前に来る単語の語幹が「子音語幹」の場合
【補足】
後ろに「~できない」という意味の「-ㄹ/을 수 없다」とあわせてよく使います。
具体例な使い方の例
▼母音語幹の単語
「마시다(マシダ)|飲む」
→ 「마시려고 해도(マシルリョゴ ヘド)|飲もうにも」
▼子音語幹の単語
「먹다(モッタ)|食べる」
→ 먹으려고 해도(モグリョゴ ヘド)|食べようにも」
▼ㄹ語幹の単語
「만들다(マンドゥルダ)|作る」
→ 만들려고 해도(マンドゥルリョゴ ヘド)|作ろうにも」
▼ㄷ変則の単語
「걷다(コッタ)|歩く」
→ 걸으려고 해도(コルリョゴ ヘド)|歩こうにも」
▼ㅂ変則の単語
「돕다(トプタ)|助ける」
→ 도우려고 해도(トウリョゴ ヘド)|助けようにも」
参考 語幹とは?
使い方がわかる例文
<1> 風邪をひいて、声を出そうにもだせません。
カムギ コルリョソ モクソリルル ネリョゴ ヘド ネルスオプソヨ
감기 걸려서 목소리를 내려고 해도 낼 수 없어요.
<2> 台風のため、行こうにもいけない。
テプン テムネ カリョゴ ヘド カルスオプタ
태풍 떄문에 가려고 해도 갈 수 없다.
<3> 豪雨で、家から出ようにも出れない。
ホウロ チベソ カガリョゴ ヘド ナガルスオプタ
호우로 집에서 나가려고 해도 나갈 수 없다.
まとめ
語尾「-려고 해도/-으려고 해도」について、関連する例文をあげながら解説しましたが、理解できましたでしょうか?
それではまとめです。
まとめ ・「-려고 해도/-으려고 해도」は「~しようにも、~しようとしても」などと訳します。 よく使う語尾なのでしっかりと覚えて、ぜひ日常会話でも使ってみてくださいね。 それでは~
・「動詞の語幹」+「-려고 해도/-으려고 해도」の形で使います。