韓国語の語尾「-다고 하다」を解説していきます!
基本的な文法で日常会話でもよく使います。
どういう意味か?前にくる言葉が変形するパターンがあるか?を確認し、例文を見ながら使い方を理解していきましょう!
それでは一緒に見ていきましょう!
この記事の内容
韓国語の文法「-다고 하다」とは?
ポイント①
韓国語の文法「-다고 하다」は「~だと言う」という意味の間接話法です。
間接話法って何?
間接話法とは、「他人が言ったことを自分の言葉に言い直して話す手法」です。
これに対して、直接話法がありますが、これは「他人が言ったことをそのまま引用して話す手法です。
(間接話法の例)子供が面白いと言う。 아이가 재미있다고 해요.
(直接話法の例)子供が「僕は面白い」と言う。 아이가 "나는재미있다"라고 해요.
ポイント②
「-다고 하다」の前に来る言葉は用言の語幹です。
ポイント③
- 前にくる言葉が「動詞」の場合、母音語幹(パッチムがない語幹)とㄹ語幹は「-ㄴ다고 하다」を使い、子音語幹(パッチムがある語幹)は「-는다고 하다」を使う。
- 前にくる言葉が「形容詞」の場合、「-다고 하다」を使う。
- 前にくる言葉が「名詞+이다」の場合、名詞にパッチムがない場合は「-라고 하다」を使い、パッチムがある場合は「-이라고 하다」を使う。
(例)가다(行く)→간다고 하다(行くという)、먹다(食べる)→먹는다고 하다(食べるという)
(例)괜찮다(大丈夫だ)→괜찮다고 하다(大丈夫という)
(例)내 것(私のもの)→내 것이라고 하다(私のものだという)
ポイント④
前にくる言葉が「過去形」の場合、動詞、形容詞、名詞に関係なく、「-았/었/였다고 하다」を使う。
ポイント⑤
前にくる言葉が「未来形」の場合、動詞、形容詞、名詞に関係なく、「-을/ㄹ 거라고 하다」または「-겠다고 하다」を使う。
ポイント⑥
丁寧語のヘヨ体の場合のみ短縮語があり、「-다고 해요」を「-대요」に言い換えることができる。
それでは例文をみてみましょう!
例文
<1>
チングヌン イルボネ サンダゴ ヘヨ
친구는 일본에 산다고 해요.
友達は、日本に住んでると言ってます。
<2>
ジンシヌン イルボネソ オン チングヌン ノム アルンダップタゴ ヘヨ
진씨는 일본에서 온 친구는 너무 아름답다고 해요.
ジンさんは、日本から来た友達はとても美しいといいます。
<3>
ジョナダンシヌン イゲ ソムイナン チェギラゴ ヘヨ
조나단씨는 이게 소문이 난 책이라고 해요.
ジョナダンさんは、これが噂の本だといいます。
<4>
マクシヌン アッカ チョンシン モゴッタゴヘヨ
마크씨는 아까 점심 먹었다고 해요.
マークさんは、さっき昼ご飯食べたといいます。
<5>
スヨンシヌン イジェ ヨルゴンハゲッタゴ ヘヨ
수영씨는 이제 열공하겠다고 해요.
スヨンさんは、これからは一生懸命勉強するといいます。
まとめ
韓国語の文法「-다고 하다」は「~だと言う」という意味の間接話法です。