韓国語文法の語尾「-아 하다/-어 하다/-여 하다」を詳しく解説していきます。
意味と使い方が理解できるようによく使う例文を用意しました。
最後まで読み進めると理解も深まりますので、ぜひご覧ください。
韓国語文法の語尾「-아 하다/-어 하다/-여 하다」とは?
ア ハダ / オ ハダ / ヨ ハダ
-아 하다/-어 하다/-여 하다
~がる
▼意味
「-아 하다/-어 하다/-여 하다」は「~がる」と訳し、第三者の考えや感じたこと、希望などを説明します。
▼使い方
「 感情表現の形容詞の語幹 + 아 하다 / 어 하다 / 여 하다 」
【前に来る単語】
・前に来る単語は感情表現する形容詞の語幹のみ。
【語尾】
「-아 하다」・・・前に来る単語の語幹が「陽語幹」の場合
「-어 하다」・・・前に来る単語の語幹が「陰語幹」の場合
「-여 하다」・・・前に来る単語が「하다」の場合 ※「하여 하다」となりますが通常「해 하다」と書きます。
形容詞+「-아 하다/-어 하다/-여 하다」で動詞の役割をします。
具体例な使い方の例
▼陽語幹の単語
「귀찮다(キチャンタ)|面倒だ」
→ 귀찮아하다(キチャナハダ)|面倒がる」
▼陰語幹の単語
「덥다(トプタ)|暑い」
→ 더워 하다(トウォハダ)|暑がる」
参考 語幹とは?
使い方がわかる例文
<1> キムチを食べて辛がっています。
キムチ モッコ メウォハゴ イッソヨ
김치 먹고 매워하고 있어요.
<2> 部屋の掃除を面倒がってはいけません。
パン チョンソルル キチャナヘソヌン アンデヨ
방 청소를 귀찮아해서는 안 돼요.
<3> 彼は財布を買いたがっています。
クヌン チガブル サゴ シッポ ヘヨ
그는 지갑을 사고 싶어 해요.
<4> 私がいなくて彼は寂しがっています。
ネガ オプソソ クヌン スルスレ ヘヨ
내가 없어서 그는 쓸쓸해 해요.
<5> 息子は父が帰ってきて嬉しがっています。
アドゥルン アッパガ トゥロワソ キポハゴ イッソヨ
아들은 아빠가 들어와서 기뻐하고 있어요.
補足
例にあげた中で次の3つは動詞として1つの言葉になります。
「매워하다(メウォハダ)|辛がる」、「귀찮아하다(キチャナハダ)|面倒がる」、「기뻐하다(キポハダ)|嬉しがる」
次の2つは動詞の意味をもちますが1つの言葉ではありません。
「쓸쓸해 하다(スルスレ ハダ)|寂しがる」、「사고 싶어 하다(サゴシッポハダ)|買いたがる」
このように、1つの単語として存在するもの、しないものがあり、どちらなのかは単語ごとに都度覚える必要がありますが、「~がる」という意味は共通です。
まとめ
語尾「-아 하다/-어 하다/-여 하다」について、関連する例文をあげながら解説しましたが、理解できましたでしょうか?
それではまとめです。
まとめ ・「-아 하다/-어 하다/-여 하다」は「~がる」などと訳します。 よく使う語尾なのでしっかりと覚えて、ぜひ日常会話でも使ってみてくださいね。 それでは~
・「感情を表す形容詞の語幹」+「-아 하다/-어 하다/-여 하다」の形で使い、動詞的な意味を持ちます。