この文法は、韓国語能力試験(TOPIK)のⅡ(中級・上級)の第52回の聞取りで出題されています。
基本的な文法で日常会話でもよく使います。
どういう意味か?前にくる言葉が変形するパターンがあるか?を確認し、例文を見ながら使い方を理解していきましょう!
それでは一緒に見ていきましょう!
韓国語の文法「-은/는/ㄴ 척하다」とは?
ポイント①
韓国語の文法「-은/는/ㄴ 척하다」は、「~ふりをする」と訳し、前に使われた言葉が嘘で飾ったことを表す場合に使います。
(例)아는 척하다 知ってるふりをする。
ポイント②
「-은/는/ㄴ 척하다」の前に来る言葉は用言の語幹です。
ポイント③
- 前に来る言葉が動詞(現在形)の場合、있다/없다が来る場合、「-는 척하다」を使う。
(例)먹다(食べる)→먹는 척하다、재미있다(面白い)→재미있는 척하다 - 前に来る言葉が動詞(過去形)、形容詞、終わりにパッチムがある場合(ㄹパッチムを除く)、「-은 척하다」を使う。
(例)넓다(広い)→넓은 척하다 - 前に来る言葉が動詞(過去形)、形容詞、終わりにパッチムがない場合まはたㄹパッチムのとき、「-ㄴ 척하다」を使う。
(例)크다(高い)→큰 척하다、길다(長い)→긴 척하다 - 前に来る言葉が「名詞+이다」の場合、「-인 척하다」を使う。
(例)누나인 척하다 姉のふりをする
それでは例文をみてみましょう!
例文
<1>
ヨルシミ コンブハヌン チョッカンダ
열심히 공부하는 척한다.
一生懸命勉強してるふりをする。
<2>
マンドゥン チョッカンダ
만든 척한다.
作ってるふりをする。
<3>
ケヌン マシッケ モグン チョッカネヨ
걔는 맛있게 먹은 척하네요.
やつは、おいしく食べたふりをするね。
<4>
マウミ クンチョッカタガ カップチャギ ファナボリョッソ
마음이 큰 착하다가 갑자기 화나버렸어.
心が大きいふりをしてたけど、いきなりおこってしまった。
<5>
マウm マルグン チョッカダ
마음 맑은 척하다.
心がはれたふりをする。
まとめ
韓国語の文法「-은/는/ㄴ 척하다」は、「~ふりをする」と訳し、前に使われた言葉が嘘で飾ったことを表す場合に使います。