「ダメ」を韓国語で何というでしょうか?
「食べてはダメ」、「行ってはダメ」など日常生活でよく使う言葉ですよね。
意味や使い方が理解し、日常生活で使えるようになるためにいろいろな例文を用意しました。
最後まで読み進めると理解も深まりますので、ぜびご覧ください。
この記事の内容
「ダメ」を韓国語で何という?
「ダメ」は、
アン デ
안 돼
といいます。
「안」は後ろの言葉を否定するときに使う言葉で、動詞や形容詞と一緒につかって「~ではない」の意味を表します。
「돼」は、「~になる」と訳しますが、「OKだ」という意味が含まれています。
つまり「안 돼」は「OKではない」、「ダメ」という意味になります。
これはタメ口なので、親しい友達や目下の人に対して使う言葉です。
それでは、丁寧語で「ダメです」とは何というでしょうか?
「ダメです」を韓国語で
「ダメです」は、
アン デヨ
안 돼요
または
アン デンミダ
안 됩니다
といいます。
このように韓国語には日本語と違って丁寧な表現が2種類あります。
「안 돼요」の方は、親しみを込めた丁寧語で、親しい間柄の目上の人やお店などで店員がよく使ったりします。
「안 됩니다」の方は、会社などかしこまった場所やスピーチなどで使います。
丁寧語についてこちらの記事で詳しく解説していますのでご参考ください。
関連記事①:韓国語の丁寧語【아요 アヨ / 어요 オヨ / 여요 ヨヨ】を解説!
関連記事②:韓国語の丁寧語【ㅂ니다 ムニダ / 습니다 スムニダ】を解説!
「ダメでしょ」を韓国語で
「ダメでしょ」は、
アン デジョ
안 되죠
また、タメ口で「ダメだろ」は、
アン デジ
안 되지
といいます。
語尾につく「-죠」や「-지」は色々な意味がありますが、この場合は「主張を強める」役割をしています。
それでは、過去形、疑問形、否定形などについても解説します。
過去形
「ダメだった」は、
アン デッタ
안 됬다
といいます。
他の言い方は次の通りです。
ダメだったよ|안 됐어(アンデッソ)
ダメでした|안 됐어요(アンデッソヨ)または안 됐습니다(アンデッスンミダ)
過去形についてこちらの記事で詳しく解説しています。
関連記事:韓国語の過去形について解説
疑問形
「ダメ?」は、
アンデ
안 돼?
といいます。
後ろに「?」がつくだけですね。
丁寧に言う場合は次の通りです。
ダメですか?|안 돼요?(アンデヨ)または안 됩니까?(アンデンミカ)
合わせて使う文法
日常会話では「~してはダメ」という形でよく使いますが、「~しては」の部分は「動詞 + 면 」の形になります。
(例)飲んではダメ → 마시면 안 돼(マシミョン アンデ)
この文法についてはこちらで詳しく解説しているのでご参考ください。
関連記事:韓国語文法【-(으)면 안 되다】を解説!「~してはダメ」の使い方をマスターしよう!
ポイント
「飲む」は「마시다(マシダ)」という動詞です。
動詞は全て、語尾が「다(ダ)」で終わりますが、文法として使う場合は、この「다(ダ)」をとって使います。
「다(ダ)」をとって残った「마시」の部分のことを「語幹(ごかん)」といい、この「다(ダ)」をとることを「活用」といいます。
これは韓国語を理解する上では絶対に必要な知識です。
もしわからない場合はこちらに活用ルールをまとめているので参考にしてください。
関連記事:韓国語の活用ルールまとめ
よく使う例文
<1> 食べてはダメ。
モグミョン アンデ
먹으면 안 돼.
<2> 行ってはダメ。
カミョン アンデ
가면 안 돼.
<3> ダメ!しないで!
アンデ ハジマ
안 돼!하지마!
<4> そんなことしたらダメだろ!
アニ タ トェッソ
그렇게 하면 안 되지!
<5> ダメになりそう。
アンデルコッカッタ
안 될 것 같다.
親が子供に言う場合は「アンデ」とは言わない?
親が子供に「ダメ」としかるときに韓国語では、「안 돼(アンデ)」といいますが、一番よく使うのは「안」を省略した「돼」だけです。
「テッ!」という感じで言い、「アンデ」と言わないことはよくあります。
最後に
「ダメ」を使った例文をあげながら解説しましたが、理解できましたでしょうか?
今回説明したフレーズはよく使う言葉だけにしっかりと覚えて、ぜひ日常会話でも使ってみてくださいね。
それでは~
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