韓国語の過去形について解説します。
韓国語の過去形の作り方
韓国語の過去形の作り方には一部例外的な作り方をされる単語がありますので、基本的な作り方と例外的な作り方でわけて考えます。
基本的な作り方
ポイント①
用言の語幹+「았다」または「었다」または「였다」。
ポイント②
前にくる用言の語幹が陽語幹の場合は「았다」。
前にくる用言の語幹が陰語幹の場合は「었다」。
前にくる用言が「하다」の場合「였다」。
《例》
「가다|カダ|行く」→「가았다|カアッタ|行った」。さらに短縮して「갔다|カッタ|行った」となる。
「먹다|モッタ|食べる」→「먹었다|モゴッタ|食べた」
「하다|ハダ|する」→「하였다|ハヨッタ|した」。さらに短縮して「했다|ヘッタ|した」となる。
※「가다」と「하다」の過去形は短縮した「갔다」「했다」だけを使います。
例外的な作り方
対象の単語は次の3つです。
「보내다|ポネダ|送る」→「보내었다|ポネオッタ|送った」ではなく、「보냈다|ポネッタ|送った」
「내다|ネッタ|出す」→「내었다|ネオッタ|出した」ではなく、「냈다|ネッタ|出った」
「재다|チェダ|測る(計る)」→「재었다|チェオッタ|測った(計った)」ではなく、「쟀다|チェッタ|測った(計った)」
過去形の例文
<例文1> 昨日、学校に行った。
어제 학교에 갔다.
オジェ ハッキョエ カッタ
<例文2> さっき、キムチチゲを食べた。
아까 김치찌개를 먹었다.
アッカ キムチチゲルル モゴッタ
<例文3> 図書館で勉強した。
도서관에서 공부했다.
トソグァネソ コンブヘッタ
<例文4> 手紙を送った。
편지를 보냈다.
ピョンチルル ポネッタ
<例文5> 学費を出した。
학비를 냈다.
ハクピルル ネッタ
<例文6> 歌を歌った。
노래를 불렀다.
ノレルル プルロッタ
補足
「歌う|부르다|プルダ」が「으変則活用」している。
<例文7> 私だった。
나 였어.
ナ ヨッソヨ
最後に
韓国語の過去形は理解できましたでしょうか?
まとめ
・用言の語幹+「았다」または「었다」または「였다」。
・前にくる用言の語幹が陽語幹の場合は「았다」、前にくる用言の語幹が陰語幹の場合は「었다」、前にくる用言が「하다」の場合「였다」。
・「보내다」、「내다」「재다」は規則通り変化せず、「보냈다」、「냈다」、「쟀다|チェッタ」となる。