韓国語文法の語尾「-아서/-어서/-해서」を解説していきます!
使い方がわかる例文も用意しています。
それでは一緒に見ていきましょう!
この記事の内容
【-아서/-어서/-해서】の意味と活用ルール
【-아서/-어서/-해서】の意味と活用ルールは下記の通り。
意味
韓国語文法の語尾「-아서」と「-어서」と「-해서」は3つとも「~て」という意味です。
意味①:前後の言葉の繋がりを表す。
例:「座って話す」
意味②:後ろにくる言葉の原因や理由を悦明。
例:「忙しくて時間がない」
※意味①と②で活用ルールが異なります。
活用ルール
前にくる単語によって次のように活用します。
①語幹末が「ㅏ・ㅗ」を含む場合、「아서」。
②語幹末が「ㅏ・ㅗ」以外の場合、「어서」。
③「하다」で終わる場合以外の場合、「해서」。
前にくる単語の品詞と使い分けは次の通り。
上記の「意味①」の場合、前にくる単語は動詞のみになります。
「意味②」の場合、前にくる単語は動詞と形容詞になります。
【-아서/-어서/-해서】の活用例
ここでは、【-아서/-어서/-해서】と一緒によく使う動詞や形容詞と組み合わせた表現をまとめました。
보다 → 봐서
「見る」という意味の動詞の보다(ポダ)は、語幹末が「보」、「ㅗ」の母音おわりなので「아서」を使います。
そして、「아서」とあわせて「보아서」、短縮して「봐서(ポァソ」となります。
※通常「보아서」は使わず「봐서」を使います。
좋다 → 좋아서
「良い」という意味の形容詞の좋다(チョッタ)は、語幹末が「좋」、「ㅗ」の母音おわりなので「아서」を使います。
そして、「아서」とあわせて「좋아서(チョアソ)」となります。
먹다 → 먹어서
「食べる」という意味の動詞の먹다(モkタ)は、語幹末が「먹」、「ㅓ」の母音おわりなので「어서」を使います。
そして、「어서」とあわせて「먹어서(モゴソ)」となります。
마시다 → 마셔서
「飲む」という意味の動詞の마시다(マシダ)は、語幹末が「시」、「ㅣ」の母音おわりなので「어서」を使います。
そして、「어서」とあわせて「마시어서(マシオソ)」、短縮して「마셔서(マショソ)」なります。
※通常「마시어서」とは使わず「마셔서」を使います。
よく使う単語なので、活用した形をそのまま覚えましょう!
それでは次は例文をみてみましょう!
【-아서/-어서/-해서】の使い方がわかる例文
意味①の例文
<1>
アンジャソ イヤギヘヨ
앉아서 이야기해요.
座って話します。
<2>
サソ マショヨ
사서 마셔요.
買って飲みます。
意味②の例文
<3>
パパソ シガニ オプソヨ
바빠서 시간이 없어요.
忙しくて時間がありません。
<4>
ハル イリ マナソ モッ カゲッソヨ
할 일이 많아서 못 가겠어요.
やることが多くて行けそうにないです。
고との違い
助詞の고も「~て」という意味の言葉で、아서/어서/해서と非常に似た使い方をします。
上の例文にもあった「않아서 이야기해요」と「않고 이야기해요」は両方とも「座って話します」と訳します。
この2つの意味の違いは、前後に来る単語の関係性にあります。
고は前に来る言葉が完了してから、後ろの言葉へとつながるのに対して、아서/어서/해서の場合は、前に来る言葉が完了しないまま後ろの言葉につながるイメージです。
「않고 이야기해요」は前に来る「座る(앉다)」が終わって、「話す(이야기하다)」というニュアンスなのに対し、「않아서 이야기해요」は「座ったまま話す」というニュアンスになります。
つまり、「座って話す」という文を韓国語でいうときは「앉아서 이야기하다」が自然な表現になります。
それから「먹고 가」は「食べて行きや~」という意味ですが、고なので、食べるのが終わって、行くという動作に移るという表現になります。
また、「사서 마셔요」は「買って飲みます」という意味ですが、買った流れでそのまま飲むという表現なので、「서」を使っています。
少しややこしいですが、数をこなしていけば理解して使い分けできるようになりますよ!
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2022/11/3 まとめ