韓国語で「疲れた」は「피곤해|ピゴネ」といいます。
これはひと仕事して「あ~疲れた」というときに「피곤해|ピゴネ」と使いますが、日本語の「疲れた」
が全て「피곤해|ピゴネ」と訳すわけではありません。
例えば「働くのに疲れた」や「彼氏に疲れた」という場合は「피곤해|ピゴネ」とはならず、この場合は「지쳤다|チチョッタ」といいます。
「지쳤다|チチョッタ」は「지치다|チチダ」の過去形ですが、「지치다|チチダ」は長い間の疲労がたまって「疲れた」というときに使うのが適切です。「くたびれた」と訳した方がしっくりくるかもしれません。
「피곤해|ピゴネ」は単にに今、「疲れた」というときに使います。
また、敬語やタメ口ではどういうか?それから、「疲れた」というときの他の似た表現も合わせて解説していきます。
この記事でわかること
・韓国語で「疲れた」は何というか?
・敬語やタメ口
・「疲れた」に関連する似た単語の紹介
韓国語で「疲れた」とは?
韓国語で「疲れた」を表現する言葉はいくつかあります。
まずはそれぞれの単語の意味を見てみましょう!
疲れた①
「疲れた」①
피곤해|ピゴネ
原形は「피곤하다」「疲れる」という意味の形容詞です。
「피곤해|ピゴネ」はタメ口の形です。
敬語は「피곤해요|ピゴネヨ」、さらに丁寧な言葉は「피곤합니다|ピゴナンミダ」です。
実はこの「피곤해|ピゴネ」、日本語では「疲れた」と過去形なのに、現在形で使います。
これは、「今まさに疲れた状態」であるときに出る言葉だからです。
ただ、過去の話をしていて「その時は疲れた」というときはもちろん「피곤했어|ピゴネッソ」と過去形を使います。
疲れた②
「疲れた」②
지치다|チチダ
「疲れる、くたびれる」という意味の動詞です。
長い間疲労が蓄積して疲れた状態のときに使います。
例えば「生活に疲れた」というとき、「생활에 지쳤어」などと使います。
「피곤해|ピゴネ」と「지치다|チチダ」の違い
両方とも「疲れた」という意味で使う単語ですが、
①「피곤해|ピゴネ」は形容詞、「지치다|チチダ」は動詞。
②「피곤해|ピゴネ」は「今まさに疲れた状態」であるときに使い、「지치다|チチダ」は「長い間疲労が蓄積した状態」で使う。
③「피곤해|ピゴネ」は現在形、「지치다|チチダ」は過去形で使う。※ただし「その時疲れた」と過去の話をするときは「피곤했어|ピゴネッソ」と過去形で使う。
「疲れた」に関連する似た単語の紹介
「힘들다」
「힘들다|ヒンドゥルダ」は「苦労する」とか「大変だ」、「骨がおれる」といった意味の形容詞です。
「疲れた」と近い意味ですが、少しニュアンスが違います。
例えば「등산은 힘들다」は「登山は大変だ」という形で使います。
「기운이 없다」
「기운이 없다|キウニ オプタ」は「元気がない」という意味です。
以上が日常会話でよく使うものとしてピックアップしました。
他にも漢字語の「疲労」は「피로」となりますので、これに「하다」をくっつけて「피로하다」(疲れる)という言葉がありますが、これは動詞、形容詞の両方使えます。「피곤해(ピゴネ)」とほぼ同じ意味です。
ちなみに「피곤」は「疲困」という字の漢字語になります。
次のような言葉もありますが、日常会話ではそんなに使わないので、そんなのもあるんだくらいに見ればOKです。
후줄근하다 フチュルグナダ くたびれている
고달프다 コダルプダ だるい
고단하다 コダンナダ 疲れてだるい
나른하다 ナルナダ だるい
곤하다 コナダ 元気がなくてだるい
노곤하다 ノゴナダ けだるい
最後に
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