韓国語で「チョヨ」とはどういう意味か、使い方と合わせて解説します!
一見簡単な単語のようにみえますが、日本語にはない韓国語の癖ともいえるものが裏にはあったりします。
ただ単に訳を覚えるだけではなく、どういう場面で使われる言葉なのかを一緒に見ていきましょう!
この記事の内容
韓国語の「チョヨ」とは?
ポイント①
韓国語では「チョヨ(저요)」は日本語で「私(です)」という意味になります。
ポイント②
「はい」という意味で、自分の意志を示すときの返事に使うケースが多い。
韓国語で返事といえば「ネ(네)」または「예(イェ)」ですが、これと同じような使い方をし、さらに、自分がやる(하겠다)というニュアンスが含まれます。
例えば、「이거 하고 싶은 사람?(イゴ ハゴシップンサラム?)」(これ、したい人?)と質問に対して答えるとき「チョヨ(저요)」と使いますが、日本語で返事するときは「はい」とか「私」「私です」といいますよね。これには「私がやります」というニュアンスが含まれています。
そういった場合に「ネ(네)」「예(イェ)」でもいいし、「저요」とも使います。
ポイント③
「요」をつけるだけで敬語になるという裏ルールがある。
これは「~요」はヘヨ体(親しみのある敬語)ですよね?
けど、ヘヨ体は本来「名詞+이에요」(パッチムがある場合)または「名詞+예요」(パッチムがない場合)が正解と習ったかと思います。
なので、普通「私です」は「저예요」と訳されます。
ですが、「저요」のように単に「요」をつけるだけでも使われます。
お店で「お会計お願いします」は「계산해 주세요」というのが本来の形ですが、ネイティブは「계산요 ケサンニョ」という人がほとんどです。
実際の会話でチェックしましょう!
これは「明日に向かってハイキック」というドラマの1シーンなのですが、開始20秒前後をみてください。
小学校でシンデレラ役を誰がするか、先生が生徒に聞くシーンで「チョヨー」といってます。
出典:公式サイト
ちなみにこのドラマ、もう終わっちゃったんですが、好きだったので一部翻訳してみてます。
韓国語勉強の参考に使ってみてください。
-
韓国ドラマ「明日に向かってハイキック」part12【翻訳】
続きを見る
まとめ
- 韓国語では「チョヨ(저요)」は日本語で「私(です)」という意味になります。
- 「はい」という意味で、自分の意志を示すときの返事に使うケースが多い。
- 「요」をつけるだけで敬語になるという裏ルールがある。