「よしっ!と気合を入れて韓国語勉強を始めたのに、気が付けば勉強していない・・」
「買った本も無駄にしてしまって無駄に本だけ増えてしまった・・」
「そこそこ上達したものの、壁にぶつかり勉強をやめてしまった・・・」
なぜ勉強が嫌なのか?
モチベーションが低下した人達にもう1度、韓国語勉強のモチベーションを持つための秘訣についてご紹介します。
なぜモチベーションが下がるのか?
モチベーションが下がる瞬間がいつだかわかりますか?
それは、自分がやってる方法を疑ったときです。
「このままで私は韓国語ぺらぺらになれるのかな?」
「全然上達しない、私ってだめなのかな?」
そんなネガティブな考えが、1ミリでもよぎった瞬間、モチベーションの低下は始まります。
どうすればモチベーションが維持できるのか?
それは逆に、「自分はこのままいけば韓国語がマスターできる」と信じている状態になることです。
例えば、新しい本を買ったときなど「よし、これを読めば韓国語の実力がぐんとあがるはず!」と信じてはじめますよね。
そのときモチベーションは高い状態です。
けど、本を読み進めるうちに、他の用事があったり、仕事で忙しくて、本を開かない状態が続き、「このままじゃだめだ」とネガティブになってしまいます。
または、本を読み進めてもなかなか最後までたどりつかないし、なかなか頭に入らず覚えられない状態になると、「私って韓国語上達できないんじゃないか・・」とネガティブ思考におちいります。
なぜ、こういう失敗に陥るのか。
問題のポイントは、ゴール設定をせずにがむしゃらに進めたことにあります。
本を買った時点ではモチベーションが高いので、どんどん進めますが、「この本はどれくらいの時間で全て読めるか」、「この本を読むことで私はどの程度の韓国語レベルになれるのか」というような目標設定がなく、ただ漫然とすすめてしまうと、自分がいまどこらへんにいるのか見失って彷徨うことになります。
これについてわかりやすい例えがあります。
何人かで宝石が眠る大きな山で宝を探し当てる勝負をしたとします。
最初は宝にモチベーションがあがり、手当たり次第に掘り進めます。
しかし、ほってもほっても宝がでてきません。
すると頭の中に「ここには宝がないかもしれない」との考えがよぎります。
そして、掘るスピードもおち、やがて掘らなくなってしまいます。
宝を探しあてた人は、掘る前にすることがあります。
それは、すでに宝を掘った人からヒアリングすることです。
つまり、事前にどの辺に宝があるのか情報収集して、場所を絞ったうえで、掘ることにエネルギーを注ぎ込んだのです。
また、中国の孫子の有名な言葉に「すべての戦いは戦う前に勝敗は決まっている」というものがあります。
つまり、戦う前の戦略が重要ということです。
これで確実に勝てる!
と思えば、人間だれだって頑張りますから。
韓国語の勉強も同じです。
「これで確実に韓国語が話せる」と思える戦略を明確にすることが重要です。
本を買ったから早く勉強したい。となりますが、そこを我慢して、この本は何日で読み終えられるか。読んだあとどれくらいのレベルになるか。を決めることです。
もっというと、「韓国語がぺらぺらになりたい」というゴール設定だとした場合に、そもそもペラペラはどのレベルか?
韓国語のみで旅行ができるだけでも見方によってはペラペラともいえます。
そして、そのレベルになるには、どのくらいの勉強が必要なのか?
どんな勉強方法があるのか?
を事前にリサーチすることです。
そうすると、成長を時間出来て、モチベーションも維持できます。
がむしゃらに、やみくもに進めるから、モチベーションが下がってしまうのです。
モチベーションがないと嘆く人は、
モチベーションがないのではなく、戦略がないだけなのです。
イチローに学ぶ努力を継続する方法
イチローといえば、野球ファンならずともしってる、レジェンドですよね。
くしくも引退しましたが、引退した年齢が45歳。
30代半ばまで現役生活おくれればいい方といわれるスポーツの世界で驚異的な数字です。
また、現役中は、ぎりぎりではなく、ずっとトップを走ってきました。
人は天才と一言でいいますが、本人は天才ではなく、努力の人といいます。
どこにそんなモチベーションがあったのでしょうか?
イチローはこんな言葉を話しています。
「遠回りすることが近道と信じている」
「成功すると思うからする、成功しないと思うからしない、という価値観では後悔をうむだろう」
ここには「無駄なことを無駄と思わない」というマインドセットがあります。
さきざきの成功や失敗を考えないということです。
つまり、こうすれば、韓国語のレベルがあがる、けど、こうしたら韓国語が上達しない。など先のことをいちいち気にするのではなく、ただただ目の前の勉強をする。
今に集中する。ともいえます。
人生にはこうすれば100%成功するということはありません。
だから、1度こうするときめたことは、やってみる。
振り返ったときに、あれは無駄だったなと感じることがあるかもしれません。
それでも、100%合理的に進めるのは不可能なので、無駄をしてもいいじゃないか、と自分を許容する心が大事になってきます。
最後に
いかがでしたか?
韓国語のモチベーションを維持する方法についてご紹介しました。
大きなポイントは2点にまとめられます。
まとめ
①勉強する前に「これで韓国語が上達できる」という戦略をたてる。
②たてた戦略は、完了するまでただそれを実行し、未来を考えず今に集中する。
今回の記事はこちらを参考にさせていただきました。
SHOWROOM株式会社代表取締役社長、前田 裕二氏の本です。
女優の石原さとみさんと交際していることで有名ですが、まだ32歳という若さながら、IT企業社長として有名でもあります。
一見、韓国語とは関係ありませんが、「モチベーションを維持する」ことは、韓国語の勉強をする上で非常に重要なことです。
むしろモチベーションさえあり、毎日コツコツ勉強し続ければマスターできないことはありません。
コリアブックでもコツコツ続けやすいように、1日5秒だけ韓国語にふれるツイッターをやっていますので活用してみてください。
他にも勉強方法も色々あり、本サイトでも16パターンご紹介しています。
その中でもおすすめはオーディオブックの活用です。
本を朗読してくれるのですが、通勤中などにイヤホンできくことで習慣化しやすいです。
少し脱線しましたが、モチベーション維持にこの記事がお役にたてればうれしいです。
それでは~