韓国語の勉強が続かない。。
難しくてやる気がすぐになくなる。。
もっと簡単に上達できる方法が知りたい。
こんな悩みにお答えします。
今回の内容はこちらです。
- モチベーション0でもラクラク続くたった1つの韓国語勉強法
- 韓国語勉強が続かない理由
- K-POP勉強法のメリットとコツ
「立ち止まることなく一つの目的を追い求めることが、成功するための秘訣です」
これは、ロシアの伝説のバレリーナ、アンナ・パブロワ(Anna Pavlovna Pavlova, 1881年2月12日 - 1931年1月26日)の名言です。
何かを成し遂げるには、「とにかく続けることが大事」です。
特に、韓国語(語学)の場合、とにかく「量」をこなすことがとても大切です!
けど、日本にいながら韓国語の勉強するには、「量」をこなすことが難しいですよね?
覚えては忘れ、覚えては忘れ、の繰り返しで、気が付けば、勉強を始めたてのころに燃えるようにあったやる気の火も、いつのまにか消えかかり、勉強時間がどんどん減ってしまう。。
そんな自分に自己嫌悪になってしまう。。
その気持ち、ほんとよくわかります。
著者も韓国語学習者として、勉強の壁に何度もぶつかりました。
そして、あれこれ勉強法を思考錯誤した結果、効果的な勉強法やコツについて「韓国語勉強法16選」や「韓国語独学のコツ」にまとめました。
しかし、これらはやる気のあるときには有効な方法ですが、問題は、勉強方法以前に、「モチベーションをいかに保つか」の方がはるかに大事です!
なぜなら、さきほど、アンナ・パブロワの言葉を引用したように、何かを成し遂げる、語学を身につけるには「続けること」こそが1番の成功の秘訣だからです。
では、どうやったら、ラクラクと勉強を続けられるのか?
今回は、この質問に、「もう、これしかないっ!」と韓国語勉強歴10年以上、TOPIK6級合格者の著者が解説します。
ぜひ最後までご覧ください。
この記事の内容
韓国語のモチベーション0でもラクラク続く【たった1つ】の勉強法が判明!
結論から言います。
韓国語の勉強がラクラク続けられるたった1つの方法、それは
- K-POP勉強法(毎日鼻歌でK-POPを歌うこと)
です。
「え?K-POP?そんなの聞いてるけど。。しょーもな。」
と思って、がっかりするのはまだ早いです。
なぜ、K-POPがいいのか?その理由を説明します。
理由:K-POPだと勉強が勉強に感じないから
K-POP勉強法がいい最大の理由は、「勉強を勉強に感じない」ことです。
実は、「勉強を勉強だと思って取り組んでいること」が韓国語の勉強が続かない最大の原因なのです。
そのメカニズムについて簡単に解説します。
韓国語勉強が続かないメカニズム
韓国語を勉強している人は、勉強しようとするときに
「さぁ、いまから韓国語の勉強しよう!」と思って、気合を入れて勉強する方がほとんどです。
実は、ここに勉強が続かない理由があります。
「さぁ、やろう!」と気合を入れるのは、裏を返すと「気合がないとできないこと」をやろうとしていて、それは「本当はやりたいくないこと」なんです。
「やりたくない」けど「やらないといけない」、だから体にムチをうつことが必要になるんです。
本心は「やりたくない」、けど理性でむりやり押さえ込んでる状態です。
この状態はストレスをうみます。
そのストレスは少しずつ、確実に蓄積し、やがて時がくれば爆発してしまいます。
だから、最初のころはなんとか気合でやろうとしても、だんだん蓄積したストレスによって、脳疲労をおこし、やる気がなくなるというメカニズムです。
「いや、そういったって、勉強しなければ韓国語がうまくならないじゃない?」
それはそうです。
だから、知らない間に勉強できている状態を作ることができれば、やる気も不要になります。
K-POPを聞いて歌うことは勉強には感じない
K-POPにはたくさんいい歌があるので、韓国に興味ある人で聞かない人はいないですよね?
そして、K-POPを聞く時、「さぁ、いまから音楽を聞きながら勉強するぞっ!」っていう人はほとんどいないはずです。
好きなアイドルや歌手、ドラマや映画の主題歌なんかを「聞きたくて聞いている」はずです。
でも、聞いているのは韓国語です。
だから、K-POPを聞くということは、韓国語の「リスニングという勉強」をしていることになるんです。
リスニングの勉強をしているのに、聞いている本人は勉強している感覚がない。
これが、K-POP勉強法の最大のメリットです。
そして、K-POP勉強法のメリットは他にもあります。
続いて説明していきます。
K-POP勉強法のメリット
さらに、K-POP勉強法には次のようなメリットがあります。
K-POP勉強法のメリット
- メロディーがあるから、頭に覚えやすい
- 正しい発音、イントネーションで覚えられる
- 言語習得で重要な「耳」を鍛えることができる
- 好きな音楽を楽しみながら勉強できる
- 習慣になりやすく、毎日苦も無く勉強できる
- 何か作業しながら勉強できる
1つずつ説明します。
メリット①:メロディーがあるから、頭に覚えやすい
韓国語を勉強していて「なかなか単語や文法が覚えられない」という方はたくさんいます。
その原因は一言で言うと、聞きなれない言葉だからです。
その点、音楽はメロディーにのせて聞くことですごく頭に残りやすいです。
何かを暗記するときのコツで、「指先など五感を動かしていると覚えやすい」とか「単なる言葉じゃなく、映像化してイメージ覚えると覚えやすい」といった話はありますが、音楽の場合、メロディーにのせることで五感の中の聴覚を刺激するし、歌詞からイメージする映像化まですることができるのでとても覚えやすいというメリットがあります。
メリット②:正しい発音、イントネーションで覚えられる
正しい発音、イントネーションで覚えられることは、最大のメリットといっていいかもしれません。
韓国語勉強している人でけっこう多いのが、「カタカナ読み」で覚えがちということです。
「カタカナ読み」、それは日本語です。(カタカナですから)
だから、会話しても韓国人に伝わらないんです。
韓国語の文字を読むために、韓国語の発音に近い文字に置き換えたのが「カタカナ読み」ですが、正確な発音を覚えるには「韓国語を音」でとらえる必要があります。
そうすると、気づくのがイントネーションが日本語と結構違うといことです。
韓国語と日本語って似た言語で勉強しやすい、といいますが、イントネーションに関しては全然違います。
日本語の場合は、わりと平坦なものが多いですけど、韓国語の場合は結構抑揚があったります。
韓国語の発音、イントネーションについて下記でも解説しているので、ご参考ください。
-
韓国語の発音は難しくない!伝わる韓国語を身に付けるには?
続きを見る
K-POP勉強法なら、正しい発音やイントネーションが覚えられ、韓国人に伝わりやすい言葉の勉強になります。
メリット③:言語習得で重要な「耳」を鍛えることができる
韓国語には日本語には無い発音があり、また、日本語と外国語は、言葉の周波数が違うといわれています。
だから、聞き取れない。
まずは、外国語の周波数を聞き取れるようにすることから始まります。
実際に2か国語以上話せるバイリンガルは、日本語とは脳を使う部分が違うそうです。
韓国語脳、英語脳、という言い方もありますが、つまり、外国語を話すということは、日本語を話す感覚と別の感覚で話すということです。
使う脳の場所が違うので、モノの考え方、性格、人格までかわるのがよくあるそうです。
そして、人は誰もが言葉を覚え始めはまず「耳」からです。
「第二言語習得論」という母国語の次に覚える第二言語の学習方法をどうやったら効率にできるか?をテーマの研究がありますが、そこでもやはり最初は「聞く」ことが大事という話です。
K-POP勉強法でまず耳を徹底的に鍛えるのは、韓国語習得への一番の近道かもしれません。
-
韓国ドラマで韓国語勉強するやり方を具体的に解説!セリフが聞き取れない人や見ても覚えられない人の対処法も解説!
続きを見る
メリット④:好きな音楽を楽しみながら勉強できる
K-POPってほんといい歌がたくさんあります。
K-POPと聞くと若いアイドルグループをイメージするかもしれませんが、もっと大人向けの曲もたくさんあります。
そんな音楽を聞くことは楽しいし、何より聞いているだけで韓国語のリスニング勉強になっているのが大きなメリットです。
メリット⑤:習慣になりやすく、毎日苦も無く勉強できる
そもそも音楽を聞くこと自体、習慣的にしている人はたくさんいます。
もし、韓国語を勉強している人で音楽を聞く習慣はあるけど、K-POPは聞いていないという人は、その習慣的に聞く音楽をK-POPにかえてみましょう。
それだけで、勉強もできるし、音楽も楽しめるし、一石二鳥です。
メリット⑥:何か作業しながら勉強できる
K-POP勉強法は、音楽を聞くことなので、机に向かって何か勉強する必要はありません。
何か作業したり、通勤、通学など移動中に耳さえあいていれば聞くことができます。
耳を使った勉強法は、韓国語脳を作るのに最適な方法です。
音楽以外にも下記のようなツールでは韓国語の本を朗読してくれるものもありますのでご参考ください。
» え、知らないの?!オーディオブックで韓国語を聴くと楽に勉強できるよ!
K-POP勉強法のコツ
K-POP勉強法にはコツがあります。
それは、
- 「毎日すること」
- 「鼻歌で歌うこと」
です。
聞くだけでもリスニングの練習にはなりますが、アウトプットすることでさらに学習効果が高まります。
「歌う」といっても、カラオケにいってがっつり歌う必要はありません。
ほんの鼻歌程度、まわりに聞こえない程度かまいません。
できれば、一人で部屋にいるときとか、車のなかとかで自分の声が聞こえる方がいいですが、最悪音がでなくても「舌を軽く動かしてみる」だけでも効果があります。
いまのご時世、マスクをみんなしているので、ちょっと口をぱくぱくしても誰も気づかないと思うしぜひやってみてください。
韓国語と日本語で使う口の筋肉が違うので、こういった口を動かして真似してみることでも効果があります。
真似ることは「学習の基本」である。
これは、著者の好きな世界No.1カリスマコーチのアンソニー・ロビンズの言葉です。
専門用語では「モデリング」といいますが、すでにできている人の「真似」をすることは、学習の最短距離を行く方法なのです。
韓国語学習者にとって、韓国語を話せる韓国人の言葉を聞いて真似して口に出すことは、最短の学習法であるともいえます。
つまり、KPOPを口ずさむことは、楽にできる上に最短の学習法でもあるのです。
そして、鼻歌程度でいいので、毎日続けることです。
アウトプットすることの重要性は下記で解説しましたので合わせてご参考ください。
-
韓国語ができる!を加速させるアウトプット実践方法5つ【この方法なら上達できます】
続きを見る
まとめ
それでは最後にまとめます。
今回は「韓国語のモチベーション0でもラクラク続くたった1つの勉強法」ということで、K-POP勉強法をご紹介しました。
K-POP勉強法のメリットは次の通りです。
K-POP勉強法のメリット
- メロディーがあるから、頭に覚えやすい
- 正しい発音、イントネーションで覚えられる
- 言語習得で重要な「耳」を鍛えることができる
- 好きな音楽を楽しみながら勉強できる
- 習慣になりやすく、毎日苦も無く勉強できる
- 何か作業しながら勉強できる
この勉強法は、なにより「韓国語勉強のやる気がおきない」人に効果抜群です。
そして、毎日簡単に続けられるだけでなく、歌うことで、韓国語用の口と舌の筋肉トレーニングになり、正しい発音とイントネーションの訓練になるので、「伝わる韓国語」が身に付くのもうれしい点です。
ちなみに余談ですが、著者のよく聞いて勉強したK-POPをいくつかご紹介します。
【임재범の너를 위해】
【리쌍の리쌍부르쓰】
2曲とも古いです(笑)
리쌍なんかラップなので歌えないです。
ですが、自分が好きであればだれがなんといおうと関係ありません。
自分が楽しんでリスニング&スピーキングのトレーニングができればそれでOKです。
今回は、以上です。
最後までご覧いただきありがとうございました。
それでは~