「誰ですか?」を韓国語で何というでしょうか?
「あの人は誰ですか?」や「さっき会った人は誰?」など、質問でよく使うフレーズですよね。
意味や使い方が理解し、日常生活で使えるようになるためにいろいろな例文を用意しました。
最後まで読み進めると理解も深まりますので、ぜびご覧ください。
この記事の内容
「誰ですか?」を韓国語で何という?
ヌグエヨ
누구예요?
といいます。
「누구(ヌグ)」は「誰」という意味、「-예요(エヨ)」は「~です」という意味の語尾です。
また、韓国語には丁寧語が2種類あるので、次の言い方もあります。
ヌグインミカ
누구입니까?
です。
どちらも「誰ですか?」という意味です。
「-예요(エヨ)」より「-입니까(インミカ)」の方がより丁寧になります。
「-예요」は主に会話でつかい、「-입니까」は文章やスピーチ、かしこまった場所での会話などで使います。
日常的には「-예요」の方をよく使います。
丁寧語についてはこちらの記事をご参考ください。
それでは「どなたですか?」と尊敬語でいう場合はどのように言うでしょうか?
「どなたですか?」を韓国語で何という?
ヌグセヨ
누구세요?
といいます。
後ろにつく語尾が「-예요(エヨ)」から「-세요(セヨ)」にかえることで尊敬語になります。
さらに韓国語にはもう1つ別の言い方があります。
それがこちら
ヌグシンミカ
누구십니까?
です。
この2つの違いは、丁寧語の「-예요」と「-입니까」の違いと同じく、
「-세요(セヨ)」は主に日常会話で使い、「-십니까」は文章やスピーチ、かしこまった場所での会話などで使います。
韓国語の尊敬語についてはこちらをご参考ください。
関連記事:韓国語の尊敬語について解説
補足
日本語では「誰ですか?」、「どなたですか?」と2つの言い方があるのに対し、韓国語では「누구예요」、「누구입니까」、「누구세요」、「누구십니까」の4つの言い方がありますので、翻訳は人によって見解がかわる場合もあります。
例えば、「誰ですか?」を韓国語で「누구예요」という場合もあれば、「누구세요」と訳す場合もあります。
また、日常会話では「누구세요」が一番よく使われます。
それではタメ口で「誰?」は何というでしょうか?
「誰?」とタメ口で言う場合は何という?
ヌグ
누구?
といいます。
または、後ろの語尾に「-야(ヤ)」をつけて「누구야?(ヌグヤ)」とつけても同じ意味です。
「誰だ?」と強めの言葉でいう場合はどのようにいうでしょうか?
「誰だ?」と強めの言葉では何という?
ヌグニャ
누구냐?
といいます。
「-냐(ニャ)」疑問文で使う語尾で、目下の人に使うときなど強い口調になります。
逆に「誰なの?」と優しい口調でいう場合はどのようにいうでしょうか?
「誰なの?」と強めの言葉では何という?
ヌグニ
누구니?
といいます。
語尾に「-니(ニ)」を使うと優しい口調、親しみのある口調になります。
「誰だろう?」と独り言でいう場合は何という?
ヌグジ
누구지?
といいます。
語尾に「-지(ジ)」を使うと推量の意味があり、独り言を言うときなどはこの言い方を使います。
使い方がわかる例文
<1> あの人は誰ですか?
チョ サラム ヌグセヨ
저 사람 누구세요?
<2> さっき会った人は誰ですか?
アッカ マンナン サラムン ヌグセヨ
아까 만난 사람은 누구세요?
<3> あなたは誰ですか?
タンシヌン ヌグエヨ
당신은 누구예요?
<4> お前は誰だ?
ノン ヌグニャ
넌 누구냐?
補足
「넌」は「너는(ノヌン)」の短縮語。
<5> 今通り過ぎた人誰だろう?見たことがある気がするけど。
チグム チナガン サラム ヌグジ ポンジョギ インヌンゴッ カットゥンデ
지금 지나간 사람 누구지?본 적이 있는 것 같은데.
まとめ
「誰ですか?」について、関連する例文をあげながら解説しましたが、理解できましたでしょうか?
それではまとめです。
まとめ
・「誰ですか?」は「누구예요?(ヌグエヨ)」または「누구입니까?(ヌグインミカ)」
・「どなたですか?」と尊敬語でいう場合は「누구세요?(ヌグセヨ)」または「누구십니까?(ヌグシンミカ)」
・日常会話では「누구세요?」がよく使われ、訳は「誰ですか?」、「どなたですか?」のどちらでも可能。
・「誰?」は「누구?(ヌグ)」または「누구야?(ヌグヤ)」
・「誰だ?」は「누구냐?(ヌグニャ)」
・「誰なの?」は「누구니?(ヌグニ)」
・「誰だろう?」は「누구지?(ヌグジ)」
今回説明したフレーズはよく使う言葉だけにしっかりと覚えて、ぜひ日常会話でも使ってみてくださいね。
それでは~
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