韓国語で「トライ 또라이」とはどういう意味でしょうか?
これは韓国固有の悪口(욕설 ヨッソル)です。
言われることはそうないと思いますが、万が一自分が言われた場合は意味を知っておいた方がいいですよね。
そのためにも覚えておきましょう!
この記事の内容
韓国語で「トライ」とは?
キチガイは、気が狂ったとかおかしい行動をする奴という意味ですよね。
非常識な行動をする人を「サガジ 싸가지」といいますが、少し似ていますがこれとは違います。
「サガジ 싸가지」の場合、非常識で将来性がないといったニュアンスがありますが、「トライ 또라이」は非常識がなくバカだというニュアンスです。
単純に「バカ、あほ」にあたる言葉は「パボ 바보」ですが、これよりも「トライ 또라이」はかなりきつい言葉になります。
「気が狂った」人という意味にも近いですが、これは「気が狂う」という動詞で「ミチダ 미치다」を使って、「ミッチンノム 미친 놈」という言葉があるのでこれとは少し違います。
「トライ 또라이」は気が狂ったというニュアンスもあるので意味としては「おかしい行動をする人」といいましたが、これは優しく言った場合で、ニュアンスを強くすると「非常識で気が狂ったバカな行動をする奴」といった感じになります。
テレビでは放送禁止用語になってるようでストレートに表現しないで「또라이 → 똘아이 → 돌아이 → 돌+아이」といった感じで「돌+아이」つまりは、「石+子供」と表現したりしてます。
もう放送終了しちゃいましたが、韓国で有名なバライティ番組で「ムハンドジョン 무한도전」というので、노홍철(ノ ホンチョル)がよく「돌+아이」でいじられてました笑
「무한도전 돌+아이」で検索すると出てきましたがこんな感じです。
「アイ」が「石」になってますねw
全然話かわりますが、「ムハンドジョン 무한도전」は日本でいうとガキ使くらい有名な番組で普通に面白いです。
終わっちゃったのがほんと残念ですが、知らない人は過去の映像なんか探して是非チェックしてみてください。
韓国語あんまりわからなくても雰囲気で楽しめるかもしれません。
さて、さきほど「또라이 → 똘아이 → 돌아이 → 돌+아이」でひねって使われることがあるといいましたが、実は語源がこのほぼ逆だそうです。
もともと「돌아이」という映画があってそこに出てくる子供のことをバカにして「돌아이」と呼んでいたのが「돌아이 → 똘아이 → 또라이」となって定着したようです。
これは韓国語ネイティブの人でもあまり知らないそうなので、覚えてもあまり意味ないですが、「돌아이」も「똘아이」も「또라이」も全て同じ意味で使われるのでこれは覚えてください。
あと、「トライ 또라이」に近い言葉として「サイコ 사이코」という言葉があります。
これは日本語でも使われる「サイコパス」を短縮して「サイコ」です。
意味も日本とほぼ同じで行動だけじゃなくて考え方から何もかも普通の人とは違う人を指します。
「トライ 또라이」はそこまでの意味はなくただ行動がおかしい人について言う言葉になります。
なんともややこしいですね;
こういう悪口って教科書や辞書にも載ってないような言葉なのでそこまで正確に覚える必要はなくて、そんな言葉があるんだな~くらいでいいかもしれないですね!
まとめ
韓国語で「トライ 또라이」は「キチガイ」という意味