韓国語単語帳はいらない？！単語帳以外で効率的に学ぶ方法5選

韓国語をマスターする上で「単語をどれだけ知っているか」はかなり重要ですが、「単語帳が合わない！」「単語帳は飽きた！」という方もいらっしゃいます。そこで今回はそんな韓国語単語帳はいらないと考えている方に、単語帳以外で学ぶ方法について解説していきます。単語帳は、語彙力を身につける上で有効ですが、リスニング力や発音、コミュニケーション能力など、総合的な韓国語力を身につけるためには、他の学習方法を取り入れる必要がありますので、単語帳を活用されている方もぜひご参考にしてください！

 

 

韓国語単語帳はいらない？！単語帳の問題点

韓国語の単語帳を使って学習することは、確かに役立つ方法の一つですが、完璧な方法ではありません。単語帳だけを使って学習すると、次のような問題が生じる可能性があります。

まず単語を覚えて実際に使う日常会話のシーンでは、単語を単体で使うことはほとんどありません。助詞や語尾などと一緒に一連の文章の一部分として単語はあります。
そのため単語を単体で覚えているだけだと、会話でパッとでてこない、使えないため、例文やフレーズ、会話文などの中で文脈で覚える必要があります。

また、単語によっては日本語の意味が複数ある場合があります。
例えば「쓰다」という単語は「書く」という動詞の意味もありますが、「苦い」という形容詞の意味もあり両方とも日常会話でよく使う言葉です。しかし、「書く」と「苦い」という日本語には関連性がないので、「なぜ、韓国語では쓰다という1つの単語に複数の意味があるのか。。」などよくわかりません。きちんと記憶するには、まず意味をしっかりと腹落ちするくらい理解するのが大前提です。そういう意味で、単語単体で覚えることはおすすめできません。

それから、単語帳に記載されている単語はかなりの数があります。それらを1つ1つ暗記していくことは必要なことですが、終わりのない旅に出るようなものでキリがないのでおすすめできません。

そう「単語帳が合わない！」「いらない！」と感じるのは、この単純作業を永遠と繰り返すようなつまらなさ、つらさを感じるからです。そんな状態では学習も進まないし、結果として身につきません。

また、単語帳を使うと単語力は伸びても、リスニングやスピーキングなど韓国語をマスターする上で必要な他の能力を伸ばすことができないので注意が必要です。

以上の問題を回避するために、単語帳だけでなく、他の学習方法を併用することが大切です。

韓国語を単語帳以外で効率的に学ぶ方法5選

韓国語単語帳での学習が嫌いな方は、日常会話ですぐ使えるなど実用性の高い方法や、目や耳といった5感・体を使った学習方法がおすすめです。

5感といっても耳での学習が得意、目での学習が得意、口での学習が得意、手での学習が得意など人によってタイプが違います。

そこで、ここでは韓国語を単語帳を使わず学ぶ方法の中で日常会話への実用性が高く5感を使って学習できる方法をご紹介します。

韓国語の映画やドラマを観る　→耳と目で学習

映画やドラマは、単語の実際の言葉の使い方を学ぶ上で非常に役立ちます。韓国語の映画やドラマを観ることで、リスニング力の向上や日常会話に必要な表現を身につけることができます。字幕を日本語ではなく韓国語にすると、耳だけでなく目でハングルを追うこともできるので、耳と目での学習が可能です。

韓国語のオーディオブックやポッドキャストを聴く　→耳で学習

韓国語のオーディオブックやポッドキャストでの学習のいいところは、隙間時間などにイヤホンを使うだけで場所を選ばず学習できることです。仕事（育児や家事も含め）や学業に追われて韓国語の学習時間がないので単語帳が作れないという方も多くいるので、そんな忙しい人におおすすめの方法です。耳に集中して学習できるのでリスニング力を伸ばすことができます。また、日常会話やニュース、文化、歴史など様々なテーマを扱っているため、自分の興味に合わせて選ぶことができます。

韓国語の会話パートナーを見つける　→口と耳で学習

韓国語を話す相手を探して会話をすることで、リスニング力や発音、コミュニケーション能力を向上することができます。リアルで韓国人の会話相手がみつけられなくても、オンラインサービスを利用すれば、言語を学びたい人同士が簡単に出会うことができます。

韓国語教室やオンライン通信講座を利用する　→目と耳と口と手で学習

韓国語教室を利用すれば、目も耳も口も手も使って5感をフル活用して学習することができます。また、文法や語彙、発音などの基礎的な部分を網羅的に学ぶことができる上、基礎を活用して応用力を身に着けることもできます。通信講座の場合でも単語帳のようにたんたんと進めるのではなく、目標と計画を立ててメリハリをもって学習できます。

絵本や漫画、小説などの書籍を読む　→手と目で学習

絵本や漫画、小説などの書籍を読むことで、文脈の理解や語彙の習得、表現力の向上などが期待できます。自分が興味を持ったテーマの書籍を選ぶことで、楽しみながら学習することも可能です。

以上の方法を併用することで、単語帳だけでは得られなかったリスニング力や発音、コミュニケーション能力などを網羅的に身につけることができます。

単語帳以外で学べるのは脱初心者以上がおすすめ

そもそもですが、ハングルが読めない、簡単な単語がわからないといった初心者の方が先ほど紹介した学習法をいきなり試すのはおすすめしません。

例えば、韓国ドラマで学習しようにも、わからない言葉が多すぎるので韓国語字幕ではドラマの内容が理解できず面白くないし、日本語字幕では字幕ばっかりおってしまって韓国語の勉強にならずただドラマを楽しむだけで終わってしまいます。

紹介した単語帳以外の学習方法を効率的に進めるためにも、韓国語の基礎的な内容はテキストなど教材をベースに学習することをおすすめします。

韓国語の単語帳を使った学習は下記でも紹介していますので、初心者の方はぜひご参考ください。

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