韓国語の教材として絶大な人気をほこるできる韓国語シリーズ。今回はその中から初級者向けの『できる韓国語初級単語集 』を 実際に購入しましたのでレビューしていきます。本書のメリットやデメリット、活用した勉強法もあわせて解説していますので、単語集の購入を迷われている方はぜひご参考ください!
この記事の内容
韓国語初級レベルの単語を網羅!
アスク出版
新装版 できる韓国語 初級 単語集
『できる韓国語 初級 単語集』は、韓国語の初級レベルの単語を約2,000語が掲載されていて、網羅性の高い1冊なのが最大の特徴です。
『できる韓国語』シリーズとして、初級Ⅰ・Ⅱを学習された方はもちろん、初級レベルの単語集を探されている方にもおすすめの1冊です。
実際に購入して読んでみた感想
コンパクトな本ながら、初級レベルの単語が約2,000語掲載されていてボリュームたっぷりの単語集です。
目次はこんな感じです。
全28のカテゴリに分けて単語が整理されています。
前半は、挨拶や応答、生活、交通といった日常のシーンごとにわけられて、後半には動詞や形容詞など品詞ごとにわけられています。
付属の赤シートを使って、韓国語を隠しながら練習・テストをするように本を進めていくこともできます。
巻末には、日→韓と韓→日の索引が用意されていて、辞書のように使うこともできます。
↓日韓索引
↓韓日索引
音声は、CDと公式サイトへアクセスすると音声を聞くこともできます。
公式サイトの音声はこんな感じ。
『できる韓国語 初級 単語集』の口コミ
『できる韓国語 初級 単語集』を購入した方の口コミをいくつかご紹介します。
오늘도 받아쓰기~
できる韓国語初級単語集の副詞2から。
例文が短過ぎるし、出てくる単語も簡単すぎた😅笑笑 pic.twitter.com/p8qM3vvIVe— ぷんこ (@ppppppppunko) February 4, 2022
私は、できる韓国語初級の単語集使ってます🌼
でも、できる韓国語の本は持っていません(笑)
— aa •᎑•* (@aa_13_m) March 18, 2022
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人気シリーズだけあって勉強に使ってる人が多い印象でした。
『できる韓国語 初級 単語集』の詳細
アスク出版
新装版 できる韓国語 初級 単語集
大人気『できる韓国語』シリーズの単語帳
『できる韓国語』でおなじみの単語本。入門書・初級レベルの総合的な参考書として『できる韓国語 初級Ⅰ』を購入した人は、あわせてほしい1冊です。
ページ数 | 288ページ | 対象レベル | 初級 |
イラスト | あり | カラーページ | あり |
音声 | あり(CD+音声ファイル) | 電子書籍・読み放題対象 | なし |
『できる韓国語 初級 単語集』の注意点とおすすめの勉強法
本書を使って勉強する上で、注意することと、注意点を踏まえたおすすめの勉強法についてご紹介しますのでご参考ください。
『できる韓国語 初級 単語集』の注意点
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単語数が多すぎる
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音声の読み上げが早い
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韓国語にカタカナのルビがない
本書は、約2,000語の単語が掲載されているので、一見すると「これ1冊で網羅されてていい感じ!」と思うかもしれませんが、一方で「ボリュームがありすぎてなかなか進まない」というデメリットもあります。
また、音声は、単語の日本語読み→単語の韓国語読み→例文の韓国語読み→例文の日本語読み、の順番で1回だけ読み上げ、次々と進んでいきます。
初めてこの本で初級単語を勉強しようと考えている方にとっては、読み上げスピードが速く感じると思うのと、初級レベルの人へ例文をいきなり読み上げると逆に混乱する人もいるのではと思います。
すでに『できる韓国語初級Ⅰ・Ⅱ』を学習した人にとっては復習もかねて、単語を記憶に定着させるには良い教材だとは思いますが、韓国語学習を始めて間もない方にとっては音声はちょっと合わないように感じました。
それから、韓国語にカタカナのルビはふっていません。正確な発音は音声で確認するのが正解だけど、この点も初学者にとってはわかりにくいかもしれません。
では、そういった注意点をふまえ、おすすめの勉強法をご紹介します。
『できる韓国語 初級 単語集』を使った勉強法
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まず『できる韓国語 初級Ⅰ』を学習する ※本書が難しい人
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学習計画を立てることが超重要!
繰り返しになりますが、初級レベルの学習をしっかりせずに本書を使おうとするとレベルが高く感じると思うので、まずはしっかり初級の韓国語を勉強をすることをおすすめします。
初級の内容をしっかり学ぶのにおすすめなのはやはり『できる韓国語 初級Ⅰ』です。
下記で購入レビューしていますので、興味ある方はチェックしてみてください。
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『できる韓国語 初級Ⅰ』を購入してわかった!使うべき人と使い方を解説【口コミ・評判もあわせて調査レビュー】
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それから、本書はボリュームがあるので、コツコツと積み上げて学習を進められるように計画を立てることが何より重要です。
本書のボリュームは、228ページに見開き2ページあたり、16個の単語が掲載。
もし1日に見開き2ページに掲載されている単語16個ずつ進めた場合、228ページ÷2ページ=114日(約4か月)かかる計算です。
日数にすると、約2,000語というボリュームがどれだけ多いか実感しますね^^;
1日16個覚えるのも大変ですが、もし仮にすべての単語を学習しおわったとして、本当に全部の単語が身についているのか?という疑問も残りますよね。
そこでより記憶に定着しやすいように下記の学習の流れをおすすめします。
『できる韓国語 初級 単語集』を使った1日の学習の流れ
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①朝に音声を聞きながら本を目で追う
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②日中は、音声のみを聞く(できれば複数回)
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③夜は家で、赤シートを使って確認テストをする
まず、最初は音声を聞きながら本に書かれている単語や例文をしっかり目で追って、書かれている内容を理解していきます。
日中には移動や隙間時間を使って音声を聞きます。音声は1トラックあたり2,3分のボリュームなのでサクッと聞くことができます。
そして、1日の終わりに赤シートを使って確認テストをします。テストの結果覚えることができたかどうかは、単語の左横にチェックボックスがあるので、それを利用して記録して復習に利用します。
1日にどれくらいのペースで進めるかは、学習時間をどれほど持てるか人によって変わってきますので、無理のないペースで計画されることをおすすめします。
今回は以上です。
最後までご覧くださいまして、ありがとうございました。
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