韓国語が難しくて、覚えられない。。
勉強すればするほど辛さが増してしまいます。。
こんにちは、じゅにょんです。
今回は上記のように韓国語の勉強が難しくて、覚えられなくて、もう勉強するのが嫌になった!という方でも「これなら自分もできる!」というズボラ学習法について解説します。
私も日韓のバイリンガルを目指して日々学習していますが、なかなか上達しなくて悶々としている中、編み出したオリジナル学習法になります。
本記事は単に勉強のコツや方法を解説していません!
勉強法やコツについては「韓国語初心者は何からどうやって勉強すればいいの?勉強の始め方と順番と勉強法を徹底解説【独学OK!】」といった記事で解説していますが、
「そんな机上の空論はいらない」
「勉強法を語るのは誰でもできるし、実際には使えない」
と感じている人が、より実践的な方法かつ楽に韓国語を上達する方法について解説していきます。
この記事の内容
「韓国語は簡単」はウソです!
誰が言い始めたのか、「韓国語は簡単である」という説をよく聞きます。
韓国語を勉強している人ならわかると思いますが、正直、「韓国語は難しい!」です。(ですよね?)
韓国語が簡単というのは、英語や中国語に比べると、「語順が日本語と一緒」であったり、「日本語のように助詞を使う」であったり、「漢字語の発音が近い」といった共通点があるので、学習しやすいといわれています。
たしかにそういった点では、簡単に見えます。
ですが「そうか、韓国語は簡単なんだ」と思って勉強スタートすることが間違いで、簡単と思った分「実際にやってみると難しい」という感想に絶対なります。
韓国語の発音ルール、韓国語の文法、教科書では習わない言葉、など勉強でつまずくポイントはたくさんあります。
そういったつまずきポイントを1つずつクリアしていくことは大切ですが、今回はその中でも1番重要なポイントについてスポットをあてていきます。
韓国語で最重要なのは単語
韓国語を勉強する上で一番重要になるのは「単語力」です。
単語を知らないと読めないし、聞き取れない。聞きとっても意味がわからない、もちろん書けないし話せない。
しかし、単語さえしっていれば、単語と単語の間の文法がわからなくても、なんとな~く意味を理解することができます。韓国ドラマのように話の展開や人の表情などヒントとなる情報があれば、単語を聞き取れればある程度理解して楽しみながら視聴すること可能です。
そのため、一番力を入れるべきは「単語」です。
そうかといって、「単語を覚えましょう!」という話をしたいわけではありません。
単語の覚え方は「これは納得!専門家に学ぶ「韓国語単語」暗記の極意!簡単に確実に覚える方法まとめました」にまとめていますが、ここに書いている方法を実行するには前提としてまず机に座って単語を覚えることから始まりますので、「韓国語が難しい」「もう勉強やめたい」と感じてる人が実践するのはおすすめできません。
今回は、「韓国語勉強がつらくて、もう勉強したくない!」という方でも、楽に勉強できる方法を解説するわけですから、通常の単語の覚え方は不要です。
楽に韓国語をみにつけるズボラ学習法とは?
お待たせしました。ようやく本題です。
おすすめしたいズボラ学習法とは、一言でいえば「一日イヤホンぶっさし学習法」です。
一日イヤホンぶっさし学習?
イヤホン(できればワイヤレス)を朝から晩まで隙あらば耳につけて韓国語を聞く学習法です。聞き流し学習ともいいますね。
な~んだ聞き流しのことか、と思った方、ちょっと待ってください。
私も二人の子を持ち家事育児もこなしながら可処分時間(自分で自由に使うことができる時間)の少ない状況の中、「どうすれば韓国語を効率よくみにつけられるか」を考え続けて、自らも実践しながら、書籍や他の情報発信者の勉強法などかなりの数を見てきて、一番楽に勉強できる方法として確信した方法になりますので、かなり有効だと自負しています。
語学を4つの分野にわけると、リーディングとリスニング、ライティングとスピーキングですが、語学学習の基本はリーディングとリスニングのインプットです。
よくアウトプットが重要という話もありますが、そもそも知らない言葉をアウトプットするのは不可能ですから、インプットするのが語学学習のベースです。
そして、リーディングとリスニングを比べると、リーディングは自分の体を使って読み進める必要があるのに対して、リスニングは極端な話、寝ながらでも聞くことはできます。
だから、リスニングが一番ズボラな学習法になるわけです。
ズボラ学習法の流れ
ズボラ学習の流れは次の通り。
ズボラ学習法の流れ
- STEP1:キクタンを用意する
- STEP2:朝起きてすぐイヤホンを耳にさして繰り返し音声を聞く【朝に10分間】
- STEP3:昼の休憩時間や移動時間にも聞く【昼に10分間】
- STEP4:夜は朝と昼に聞いた単語を覚えているか赤シートを使って確認+復習リスニング【夜の10分間】
- STEP5:覚えられていない単語はチェックマークをつけず、再度復習する
STEP1:キクタンを用意する
まず、イヤホンで聞くための音声教材を用意する必要がありますが、ここで絶対におすすめしたいのが『キクタン』シリーズです。
キクタンは、聞いて覚えるがコンセプトの単語帳でズボラ学習にぴったりの教材です。
キクタンのメリット
- 音声がどこよりもキレイ
- 「韓国語→日本語→韓国語」の構成が唯一
- リズミカルな音声だから覚えやすい
- 1日16語ずつ無理なく進められる
まず、音声がとてもきれいです。単語帳によっては音声に人の口の音(ネチャネチャ音)などが入ってることもありますが、キクタンはそんなことはありません。
また、音声が「韓国語→日本語→韓国語」の流れなので耳で韓国語覚えやすい構成なのも、他の単語帳にはありません。
そして、チャンツと呼ばれるリズム音楽にのせて、リズミカルに音声が流れるので、聞きやすく記憶にも残りやすいのが特徴です。
1日16語ずつという無理のないペースで、1冊を8週間(56日)で896語覚えられます。(単語数はレベルによって多少違います)
キクタンは、入門から上級までそろっているのでご自身のレベルにあわせてご用意ください。
-
『キクタン韓国語【初級編】』購入レビュー|使うべき人と勉強法を解説【口コミ・評判調査あり】
続きを見る
STEP2:朝起きてすぐイヤホンを耳にさして繰り返し音声を聞く【朝に10分間】
そしてここがポイントなのですが、朝起きてベッド、布団から出る前の10分、まず今日やる16語を繰り返し音声再生します。
まだはっきりと目覚めていないから、すぐ効く音声がダイレクトに脳に染みわたるように韓国語が入ってきます。
16語が大体1分~1分30秒という長さなので、繰り返し再生して合計10分くらいききます。
STEP3:昼の休憩時間や移動時間にも聞く【昼に10分間】
昼の休憩時間や移動時間にも朝と同様に音声をきき、朝に聞いた単語を覚えてるか確認しながら学習します。
このときできれば、文字で書かれた単語もみながら、音声の真似をして声に出しながら聞けたら最高です。
STEP4:夜は朝と昼に聞いた単語を覚えているか赤シートを使って確認+復習リスニング【夜の10分間】
そして、夜は、朝と昼に聞いた単語をどれくらい覚えられたか確認してみてください。
本に付属している赤シートを使えば文字を隠しながら確認テストをすることができます。
実は、確認テストをすることで、アウトプット学習ができるので記憶定着UPにつながっています。
アウトプット学習の本来の意味は、声に出したり書いたりすることではなく「思い出すこと」、それがアウトプットの本当の意味です。
覚えることができたか確認テストをすることは、アウトプット学習そのものです。だからテストをすることで記憶に定着させることができます。
このように、夜はどれくらい覚えたか確認テストと覚えられていない単語は朝と昼と同様にリスニングで復習をします。
STEP5:覚えられていない単語はチェックマークをつけず、再度復習する
本の単語の横にチェックマークがあるので、覚えられたものだけチェックをつけ、チェックがつかなかったものは後ほど復習しましょう。
以上がズボラ学習法の流れですが、このズボラ学習法で韓国語上達を成功させるには、コツがありますので、次はそのコツについて解説します。
ズボラ学習法を成功させるコツ
ズボラ学習法を成功させるコツは次の通り。
- 覚えるつもりで集中して音声を聞くこと
- 余裕があれば他の隙間時間もリスニングを
- 無理して覚えない→繰り返せばOK
覚えるつもりで集中して音声を聞くこと
ズボラ学習は、極端な話、寝ながら聞くだけでもできるといいましたが、意識が他のところにあっては学習効果はありません。
あくまでも流れている韓国語の音声に意識を集中し、「この韓国語はこの日本語の意味か」と理解しながら進めることが重要です。
余裕があれば他の隙間時間もリスニングを
上記のズボラ学習の流れでは、朝の10分、昼の10分、夜の10分の合計30分くらいなら無理なく続けられる時間と考えて振り分けましたが、イヤホンを指して音声を聞くだけなら、皿洗いをしたり洗濯物をしたり、移動中などほかにも音声を聞くことは可能です。
できれるだけたくさん聞くことはとても効果がありますので、余裕があればそういった隙間時間にもリスニングをすればさらなる効果が期待できます。
無理して覚えない→繰り返せばOK
まず、キクタンは1日16語にわりふられていますが、単語によってはなかなか覚えられなくいものもでてきます。
そんなときは、無理して覚えようとせず、飛ばしてあとでまだ復習すればOKです。
その方が、ページを進められていることで達成感が得やすく、学習のモチベーションも保ちやすいからです。
56日で1冊おわりますが、すべての単語を1回で覚える必要はありません。
ズボラ学習なので、覚える数の目標もズボラでOKです。
無理しなくても繰り返し続ければ、絶対に覚えられますので、繰り返すことが大切です。
ズボラ学習の本当の効果とは!?
キクタンの単語は全部で896語ありますが、例えば1冊56日試しにズボラ学習をやってみて、半分(498語)の約500語をズボラに覚えられたらすごくないですか?
そして、そうなれば気づきます。
「もう勉強したくない!」となげいてたころの自分と全く違うことに!
まさに、これがズボラ学習の本当の狙いです。
「韓国語が難しい」「もう勉強したくない」と嘆いたころの自分はもういません。
最初は半信半疑で「まぁイヤホンを耳にさすだけなら」と初めて見たことで、500もの単語を暗記することに成功。
実は、韓国語は簡単です!とあえて最後にいいます。
え、さっきは難しいっていってたのに。
韓国語が簡単といいたいのは、日本に生まれて日本語が話せない人が一人もいないのと同様に、韓国に生まれて韓国語が話せない人が一人としていないからです。
韓国語に学力、知能といった個人差はまったく関係ありません。犬やサルといった動物ではなく、人間であればだれでも言語を話せるようになっているという証拠なのです。
適切な量とやり方さえあれば、だれでも韓国語をマスターすることは可能です。
だから、そういう意味で簡単だといいました。
問題は、できるのに「できない」と思ってしまう、その思考にあります。
「できない」という思考を覆すのに一番効果があるのは、習慣化です。
実はズボラ学習は、「簡単にできる」「楽にできる」ということを餌に行動させて、習慣化することに狙いがあったのです。
そもそも「韓国語できない」「難しい」という考えになったのはなぜでしょう?
本当に韓国語が難しいからでしょうか?
もしかすると誰かと比べて、自分はダメだと凹んではいないでしょうか?
「こんなに勉強してるのに、上達が遅い自分はダメだ」こんな風に。
そんなネガティブセルフトークは必要はありません。上には上がいるし、下には下がいます。
大事なのは、昨日の自分より成長すること!です。
ぜひ、1つでも韓国語が覚えられた自分をほめてください。
誰もほめてくれないなら、自分で自分をほめればOKです。
そうすれば、韓国語の学習にだんだん前向きになれますよ!