こんにちは、韓国映画オタクのじゅにょんです。
『V.I.P. 修羅の獣たち』見ました!
R15(R指定)のため15未満の人は視聴できませんが、正直、見た感想としては15歳以上の方にもおすすめしません。
あと女性の方も見ない方がいいです。
というのも、映像がグロすぎました。。
ストーリーの設定、俳優の演技力、緊迫感など高レベルで見ごたえのありますが、そこまでの映像にする必要はなかったんじゃないか。
それが全てを台無しにしたと思います。
もちろん、個人的な感想で、僕が嫌いな映像だったというだけで、クライム・アクション、ノワール映画が好きな人にはゾクゾクする作品になるかもしれません。
☆5つつけている人もいます。
監督が『新しき世界』や『The Witch 魔女』も手掛けた韓国のノワール映画の巨匠パク・フンジョンなので、クオリティは間違いないです。
ちなみに、『新しき世界』なんかはめちゃめちゃ好きです。
いい役者がそろってて、特にファン・ジョンミンはいつもいい演技するし、世界観も面白くて超おすすめです。
いま現在、どこも配信していないようなので、また配信するようになったらレビューします。
(動画配信って期間限定公開なので、その時見ないと見れなくなっちゃうんですね。。)
そんな有名作品を多く生み出している監督だから見ごたえは抜群です。
ただ正直、胸糞映画で、後味もあまりよくない映画です。
『V.I.P. 修羅の獣たち』がおすすめな人
- グロい映像でゾクゾクしたい人
- 韓国ノワール映画の巨匠パク・フンジョンの作品を見たい人
それではさらに詳しく紹介していきます!
※本作品の配信情報は2021年9月8日時点のものです。配信が終了している、または見放題が終了している可能性がございますので、現在の配信状況については動画配信元のの公式ホームページをご確認ください。
この記事の内容
『V.I.P. 修羅の獣たち』の作品情報
原題 | 브이아이피 |
公開日 | 2017.08.23 |
上映時間 | 128分 |
観客動員数(韓国) | 137万人 |
監督 | パク・フンジョン |
出演者 | チャン・ドンゴン(韓国国家情報院パク・ジェヒョク役) キム・ミョンミン(警視チェ・イド役) パク・ヒスン(北朝鮮保安省所属の工作員リ・デボム役) イ・ジョンソク(高官の息子キム・グァンイル役) ピーター・ストーメア(CIA ポール役) |
ジャンル | クライム・アクション、ノワール |
関連キーワード | #韓国ノワール #北朝鮮 #クライム #アクション #CIA #韓国国家情報院 #連続殺人 |
レイティング(鑑賞制限) | R15 |
『V.I.P. 修羅の獣たち』のあらすじ
北朝鮮の金庫番といわれる程の高官の息子イ・ジョンソク演じるキム・グァンイルが、韓国国家情報院とCIAの企てにより韓国に亡命することに。
ある日韓国で似たような殺人事件が何件もおこり、同じ人物の連続殺人であることを確信した警察が容疑者としてグァンイルを浮上させる。
しかし、亡命させた韓国国家情報院とCIAは、グァンイルを警察に逮捕されたらまずい事情がありどうにか逃がそうとする。
そんな中、グァンイルを追って北朝鮮の警察である保安省所属の工作員リ・デボムが韓国国内に侵入する。
『V.I.P. 修羅の獣たち』の見どころ
見どころを3つご紹介します!
- 韓国国家情報院、CIA、韓国警察、北朝鮮保安省工作員のからみ
- 北朝鮮高官の息子グァンイルの結末
- ノワール世界の渋い男たちの演技
韓国国家情報院、CIA、韓国警察、北朝鮮保安省工作員のからみ
韓国国家情報院、CIA、韓国警察、北朝鮮保安省工作員。
それぞれがそれぞれの思惑を胸に、グァンイルを奪い合う。
対立するだけでなく、時に協調する部分もあり、また気持ちが揺れ動き、対立か協調か迷いながらストーリーが展開する。
北朝鮮高官の息子グァンイルの結末
権力者の息子というイメージから外れないわがままでやりたい放題のグァンイル。
連続殺人の容疑者として追う警察と守ろうとする韓国国家情報院とCIA。
グァンイルは自分が守られていることを自覚し、さらにやりたい放題が加速していく。
国家レベルの組織でも簡単にグァンイルをコントロールできないが、北朝鮮国内の勢力図が変わることで少しずつグァンイルの運命もかわっていく。
ノワール世界の渋い男たちの演技
チャン・ドンゴン、キム・ミョンミンといったおじさん俳優が渋い。
また演技派俳優としての実力をいかんなく発揮し、ノワールの世界観を忠実に再現している。
『V.I.P. 修羅の獣たち』の感想
自分の感想とネット上での感想をご紹介します。
自分の感想
ストーリーの設定から俳優の演技力もすごく高レベルで見ごたえのありました。
が、映像がグロすぎました。。
R指定の作品なので、そんなものかと思いもしますが、見終わったとき、胸糞悪いです。
胸糞悪い映画認定作品です。
なので、☆は1つ。
といいたいところですが、作品の見ごたえはあったので、☆2つにしておきます。
ただ、『ウォーキング・デッド』とか『12モンキーズ』(ドラマの方)とかアメリカの作品ではモザイクなしで超強烈なシーンもあったりするので、それに比べるとまだ配慮した映像なのかなという気はします。
ウォーキング・デッドはそもそもゾンビドラマなので映像にきれいもクソもないですが、12モンキーズは、そんな作品じゃないと油断しているところにいきなりだったので、ショックな余韻が残って気分悪かったです。
それよりはまだましかな。。
あと、わがまま息子役のイ・ジョンソクは、イケメン俳優としてメロドラマによく出てるイメージなので、こんな悪役にもぴったりなのはおどろきでした。
はじめて見たのが『シークレット・ガーデン』でチョイ役でしたが、存在感あるなぁとすごく印象的でした。
あとCIAのポール役のピーター・ストーメアがどっかで見たなと思ってたら『プリズン・ブレイク』とかよく悪役で出る有名な役者でした。
とくにかく役者はいいし監督もいいし、けど後味が悪いの残念。
ネット上の感想
韓国映画で初めて企画亡命者を扱った作品。 残酷なシーンが多く胸くそ悪いです。各国で殺人を犯す北のVIP役イ・ジョンソクにゾッとします。とんでもないサイコパス野郎! そして彼を逮捕しようとする者、隠蔽しようとする者、復讐しようとする者の四つ巴にCIAが絡んでくる面白い設定なんだが、『新しき世界』『魔女』には及ばず。 ですが、俳優たちの演技は素晴らしく、パク・ソンウン、チョ・ウジンも出演、後半のチャン・ドンゴンはかっこよかった!
見ごたえあるが残念な作品
「新しき世界」のパク・フンジョン監督作品ということですが、ちょっとこれはな〜。 キム・グァンイル(イ・ジョンソク)は連続暴行殺人事件の犯人だが、北のV.I.P.の息子で誰も手が出せない。 その彼を義憤に駆られた男たちが組織を越えて何とか捕まえようとするドラマはものすごく見応えがありました。 しかし、そのドラマが霞むほど凄惨な殺人シーンが果たして必要だったんだろうか。 確かに殺人鬼を演じるイ・ジョンソクの演技も非常に素晴らしく、本作に欠かせないポイントではあるけども、なんとも残念な作品。
韓国人視聴者の感想
悪役演技力は予想通り
悪役演技がうまい役者だから間違いないと思ってみました。よかったです。
やっぱり今一
やっぱり今一。イ・ジョンソクだけ演技うまい。
『V.I.P. 修羅の獣たち』を見る方法
次の動画配信サービスで視聴可能です。
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