韓国語を勉強している皆さん。
ある程度、ハングルが読めるようになって、文法、単語も覚えてきて会話もできるようになってきた方もそうでない方も、韓国語上達のための起爆剤になることを1つご紹介します。
それは、、、
そう、漢字語を覚えていくことです!
漢字語とは、ハングル文字を漢字に置き換えれる言葉のことです。
例えば、「한국(ハングッ)」というのは「韓国」という意味ですね。
これは「한」が「韓」、「국」が「国」の意味です。
それぞれの文字を使った別の単語を見てみます。
「日韓ワールドカップ」、これは「일한 월드컵(イラン ウォルドゥコプ)」となります。(韓国では「韓日ワールドカップ」なので、「한일・・・」となるんですが)
それから「帰国」という言葉、これは「귀국(クィグッ)」という風になります。
「韓」「国」という言葉を別の単語で使っても韓国語でも同じ読み方ですね。
これが漢字語です。
漢字はもともと中国が発祥で韓国→日本という形で伝わったので、もともとの漢字の意味は今でも共通しているものが多くあります。
韓国は、漢字をやめてハングル表記のみにシフトチェンジしているので、一見難しくみえますが、ハングルのもととなった漢字がなんなのか?を見れば、意味が理解できます。(漢字の意味は日本語と同じものがほとんどなので)
なので、文書の途中で「・・・국・・・」と出てくれば、「・・・国・・・」と置き換わる可能性があると考えてください。
例えば、このようなものがあります。
自国 → 자국(ジャグッ) ※「자」は「自(ジ)」の意味。
帰国 → 귀국(クィグッ)
国家 → 국가(グッカ) ※「가」は「家(カ)」の意味
ただここで注意してほしいのは、「국」自体の意味は、「汁」とか別の意味もあるので、文章の途中で「국」がでてくれば全て「国」という意味ではありまあせん。
「汁」を「국」と表現するのはハングルです。漢字語ではありません。
つまり、韓国語は「漢字語」と「ハングル(韓国独自の言葉)」があるとゆーことなんですね。
ハングルか漢字語かを見分けるポイントとしては、1つは音読みか訓読みかで判断できます。
「国」と書いたときに日本語で音読みが「コク」、訓読みが「くに」ですが、韓国語には音読み訓読みの概念はありませんが、言葉を使いわけをしています。
「国」を「コク」として読むときは、「국」となります。これが漢字語です。
「国」を「くに」と読むときは、韓国語では「나라(ナラ)」とあらわします。これは純粋なハングルです。
漢字語は日本語の音読みの場合だけになります。
と、ちょっと話が複雑になりそうなので、関係ない話はこの辺にして、今回のポイントは「漢字語を覚えれば理解できる韓国語の単語数を増やせる」ということです。
韓国語の単語を覚えるときは、必ずその単語の漢字は何かを意識して覚えましょう!
まとめ
・漢字語とは、ハングル文字を漢字に置き換えれる言葉のこと
・漢字語は日本語の音読みにあたる
・漢字語を1つ覚えれば、使える単語数を増やすことができる
それでは~