韓国語で「개 ケ【犬】」を解説！〈TOPIK初級単語〉

韓国語で「犬」は何というか解説します。

特に韓国で「犬」は、悪い意味で人を犬に例えたりなど特別な使い方もします。

単語の基本、関連単語、単語を使った例文をご紹介します。

それでは一緒に見ていきましょう！

 

 

単語概要

関連単語〈類義語・複合語〉

「愛犬」や「救助犬」など「犬」を「ケン」と音読みする場合は、「개」ではなく漢字語の「견」を使います。

参考　韓国でも「いぬ年」はあるのか？

答え　あります。　韓国では「～年」のことを「～띠（ティ）」といいます。「いぬ年」は「개띠」です。

ちなみに干支は、日本ではねずみ年に始まりいのしし年までの１２匹の動物ですが、韓国では最後の動物がいのししではなく「ぶた」です。韓国語でいのししは「멧돼지（メッテジ）」といいますが、日本の１２番目にあたるいのしし年は「멧돼지띠」ではなく「돼지띠」つまり「ぶた年」になります。

例文

＜１＞
_{エワン　ドンムル　カゲエソ　カンアジルル　サッタ}
애완 동물 가게에서 강아지를 샀다.
ペットショップで子犬を買った。

＜２＞　
_{ケガ　ムロッタ}
개가 물었다.
犬がかんだ。

＜３＞
_{ケ　ハンマリ　キウンダ}
개 한마리 키운다.
犬一匹飼う。

おさらい問題

＜１＞次の単語を使って文章を作ってください。

「개（犬）　/　도망치다（逃げる）」

_{ケガ　トマンチョッタ}
개가 도망쳤다.
犬が逃げた。

韓国人にとっての犬について

韓国で「개」は日本のようにペットとしても人気がありますが、

人に対して「개」という場合、品がない人を見下すニュアンスで、

悪口の比喩表現として使われたりもします。

さらにきつい表現として「개새끼（ケセッキ）」という言葉がありますが、

これは日本語でいうところの「バカ野郎」などにあたります。

「새끼」は「野郎」という意味があるのですが、これに「개」をつけて

直訳すると「犬野郎」となりますが、これは韓国語にしかない独特な表現ですよね。

このように韓国では犬をペットとしてかわいがったりする人もいる一方で、

人を見下したり、悪口を象徴する言葉としても根付いています。

それだけ愛着のある動物ともいえるかもしれませんね。

最後に

いかがでしたか？

一度に全て覚えようとすると大変なので、これらの単語は出てくる都度覚える感じで大丈夫です！

それでは～！