韓国語テキストで勉強したいけど、数が多すぎて選べない><
そんな方へ、選び方について解説します!
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韓国語テキストの選び方
まず初めに、韓国語テキストを選ぶ方法を簡単にご紹介します。
韓国語テキストを選ぶには、次の3つの手順を確認すればOKです。
韓国語テキスト選びの手順
- 手順1:学習レべルから選ぶ
- 手順2:学習分野を選ぶ
- 手順3:重視するポイントで絞り込む
次にもう少し詳しく解説します。
手順1:学習レベルから選ぶ
自身の学習レベルを基準にするのは、テキスト選びの王道の方法です。
韓国語テキストといっても初心者向けの本もあれば、中級者向けの本もあります。
初心者の方は、まずはハングルを読むことからはじまり、母音、子音の種類を覚え、1文字ずつの発音を確認することから始まります。
次に簡単な単語と文法を覚え、短い文章にしていくといった順番で勉強します。
本の序盤からいきなり例文が始まっているような本を間違っても選ぶべきではありません。
文字を1文字ずつ丁寧に解説してくれている本を選びましょう。
中級者の方は、基礎を活用し、実践力をつけていきます。
韓国語を独学でペラペラ話せるまでの勉強手順と方法を解説でも話しましたが、まずはインプット重視で学習します。(知らないと話せないのでまずは知識をつける!)
インプット、つまり読むこと(リーディング)と聞くこと(リスニング)です。
初級では習わない単語や文法を引き続き強化していくのもいいですが、できれば、単語や文法だけの本ではなく長文があってCD付きの本がおすすめです。
そして、インプットを重ね、知識がついてきたら、アウトプットをして実践で使えるようにしていきます。
アウトプットのテキストとしては「書き込みが多いもの」を選びましょう。
テキストなのでどうしても書くこと(ライティング)中心となり、話すこと(スピーキング)は練習しずらいという欠点があります。
しかし、アウトプットするという意味においては、書くことも話すことも一緒です。
ただ1つ違うのは、スピードです。
話すことは、アウトプットのスピードが求められます。
書くこと、話すことに違いはあるものの、どちらもアウトプットには違いないので、書き込み練習問題が多いテキストを選べばアウトプット力が向上します。
手順2:学習分野から選ぶ
自分の得意なところを伸ばしたい、または弱点を克服したい、といった場合には、学習分野から選ぶことをおすすめします。
単語や文法、リーディング、リスニング、ライティング、スピーキング、シャドーイング、といった分野や勉強方法別にテキストを選ぶのは1つの基準になります。
またTOPIK(韓国語能力試験)やハングル能力検定など検定試験に特化して選ぶのも1つの基準です。
覚えている単語の量が少なく、ボキャブラリーがないと感じているなら、単語に特化したテキストがおすすめです。
また、文法が弱いと感じている方は、文法をとにかく詳しく解説したテキストを選びます。
このように自分が伸ばしたい分野で選ぶことがポイントです。
テキストによっては、リスニングが充実しているものもあれば、書き込み練習が多いものもあります。
自分が苦手と感じているものを重点的に勉強するときも、分野別・方法別に学習していくことは有効な考え方です。
こうして学習の目的を絞り込んだら、次は「重視するポイント」を考えて、さらに絞りこみます。
手順3:重視するポイントで絞り込む
学習の目的が決まったら、次は重視するポイントを考え、さらに選ぶテキストを絞り込みます。
重視するポイントとして、下記に5つあります。
- 重視ポイント1:値段の安さ
- 重視ポイント2:手軽さ
- 重視ポイント3:見やすさ
- 重視ポイント4:内容の濃さ
- 重視ポイント5:売れ筋・人気
重視ポイント1:値段の安さ
テキストと一言でいっても値段はピンキリです。
千円を切るものもあれば、三千円をこえるものもあります。
あまり、お金をかけたくないという方は金額で決めることも重要なポイントになってきます。
しかし、そもそもお金をかけたいくない!という方は、テキストを使った勉強には向いていません。
無料で勉強する方法が他にもありますので、テキスト以外での学習方法を検討することをおすすめします。
お金をかけずに勉強する方法としては、サイトで勉強する方法があります。
詳しくは【ネットで無料】韓国語を勉強できるサイト10選で紹介していますのでご参考ください。
重視ポイント2:手軽さ
「韓国旅行前に短時間で勉強したい。」
「勉強が苦手だから簡単なテキストがいい。」
こういった方は「手軽さ」を重視することをおすすめします。
手軽さを左右するポイントになるのは次の2点。
- ページ数が少ないこと
- 電子書籍に対応していること
ページ数がなければ、全て読み終えるのも早く、達成感を早く味わうことができます。
語学は学校のテストや資格試験などのように短期間で終わるものではありません。
だから、長期間継続して学習を続けるモチベーションを維持できるかが成功の分かれ道となります。
早く読み終えることができるテキストは、達成感を味わいやすく、さらに読み終えたことが韓国語の自信にもつながり、モチベーション維持に役立ちます。
それから、電子書籍に対応しているテキストは、電車で移動中であったり、旅行中であれば飛行機の中など、ちょっとした待ち時間といった隙間時間でスマホでぱっと見ることができる手軽さがあります。
優秀で人気のテキストでも紙書籍しか対応していなかったりするケースも多いので、電子書籍にすることで数は限られてきます。
また、電子書籍の場合、月額の読み放題プランがあるので、対象テキストは限られますが金額的もお得になります。
重視ポイント3:見やすさ
「文字を読むと眠たくなる」
「楽しく勉強したい」
といった方は、「見やすさ」を重視することをおすすめします。
テキストを活用した学習で、一番避けたいのが「本を買ったまま、手をつけないこと」です。
せっかくお金を出して買ったのに、1ページも読まずに本棚に眠ったままになってしまうことってありませんか?
こうなってしまう原因の1つが「わかりにくい、読みにくいテキストを選んでしまう」ことです。
内容が充実している分厚い本を手にし、「よーし、やるぞっ!」と勢いで買ったものの、いざ家で開封すると「文字が小さい」「分厚過ぎる」ことに面倒くさいと感じ、気づけば全く手をつけない。
そんなことにならないように、「わかりやすく見やすい」ことを基準に選ぶのは大切なポイントです。
「わかりやすく見やすい本」の特徴は次の2つ。
また、イラストが多いと楽しみながら読み進めることができます。
文字だけが並べられた本は、どうしても読みにくく感じてしまいます。
一方で、文字だけでは意味が理解できなくても、イラストをみればなんとなく理解できることもあり、わからない文章の内容も「こういう意味かな」と想像することができます。
しかし、ベテラン学習者にとっては「わかりやすく見やすい本」は内容がうすく、物足りなく感じるかもしれません。
そんな方は、次の「内容の濃さ」で選ぶことをおすすめします。
重視するポイント4:内容の濃さ
「しっかり勉強したい」
「深く理解したい」
このような方は、「内容の濃さ」を重視することをおすすめします。
内容が充実している分、値段は高くなり、本は分厚くページ数は多くなりがちですが、しっかり学びたい人にとっては詳しく理解することができます。
重視するポイント5:売れ筋・人気
ここまで紹介したテキストの選び方をみても、「どれを選んだらいいか、わからない。。」
という方は、ネットの販売店や書店の売れ筋や人気ランキングから選ぶことをおすすめします。
Amazonや楽天ブックス、ebookjyapan(yahoo!ショッピング)といったサイトで売れ筋ランキングを見ることができます。
さらにこれらのサイトでは、購入者の口コミや評価も見ることができます。
多くの人が買っていて、評価の高いものを選ぶのはまず間違いのない無難な選択方法です。
ただ、口コミ・評価の内容を確認するとわかりますが、満点の評価で「大満足」とコメントしている人もいれば、そうでもない人もいます。
つまり、売れ筋ランキングのトップのテキストが自分に合うかどうかは、実際に試してみないとわからないということになります。
一番売れてる本は、間違いなく「本自体は優秀」です。
しかし、それが自分に合うかは別問題ということです。
だから、買う前に考えるのは「自分はどんな本を求めているか?」考えてみることです。
初心者であれば、迷うことは少ないかもしれませんが、中級者となってくるとリスニングを伸ばしたいのか、ライティングを伸ばしたいのか、それとも基礎が不十分だから復習が必要なのか、人によって状況が異なります。
売れ筋人気ランキングは、そんな事情は関係なく、ただ売れた順に並んでいるだけなので、レベルも学習分野などはバラバラなので選ぶ際に注意が必要です。
とはいえ、ランキング上位のテキストはどれも質が高いものがほとんどなので、1位~10位までざっと見るといろんなものがありますので、その中から1冊選ぶという方法もありです。
選ぶポイントをおさえ良本に出会いましょう!
韓国語テキストの選び方について解説してきました。
この選び方を使えば、かなり絞り込みができるので、自分にぴったりの1冊がみつかるかもしれません。
あとは実際にテキストを探してみましょう!
韓国語テキストおすすめ人気ランキング42選で本記事で紹介した選び方をつかい、レベル別、分野別に本をご紹介しています。
あわせてご参考ください。